プレスリリース

【6/20(金)16時より】翠山大学構想発表&クラウドファンディング開始記念イベント「私たちはシナリオを書き換えられるのか?~あらたな社会人大学院の開学に向けて」開催!

リリース発行企業:一般社団法人翠山大学設立準備会

情報提供:




翠山大学設立準備会は、これからの時代に必要な学びを実装する新しい大学づくりに取り組んでいます。その第一歩として、社会人大学院の設立準備を進めています。

■翠山大学設立構想の概要
「集中・一元」から「分散・多元」への転換を目指します
「分散・多元」への転換の重要性が指摘されて年月が経ちますが、依然として都市への集中はとまらず、学び方・働き方、生き方の選択肢は画一的です。競争・効率をベースとした社会では<生 Life>が重視されません。私たちは「分散・多元」の生き方を実践すべく、新たな教育研究の場をつくります。
リベラルアーツ×専門実践で、<自由民>としての生き方を探ります
大学院では、リベラルアーツ研究科(通称:<自由民>実践研究科)を開設し、「リベラルアーツ科目」×「専門実践プログラム」により、社会の枠組みを俯瞰し(往相)、再び社会での生き様を探る(還相)往還を生み出します。
オンライン×ライフシェアで、地域・自然・人のつながりを深めます
また、学ぶ内容だけではなく、学び方もデザインします。奈良県・奥大和を中心としつつ、日本全国に拠点を設け、オンラインとライフシェアを組み合わせた学びで、多様な価値観を育み、地域・自然・人のつながりを深めます。





※大学設立構想の詳細につきましては下記のWEBサイトをご参照ください。
https://suizan.org/

■イベント「私たちはシナリオを書き換えられるのか?―あらたな社会人大学院の開学に向けて」概要
この構想に共感してくださる皆さまと共に開学に向けてあゆみたく、この度、翠山大学構想発表&クラウドファンディング開始記念イベント「私たちはシナリオを書き換えられるのか?―あらたな社会人大学院の開学に向けて」を開催いたします。
イベントでは、内田樹氏・広井良典氏・前野隆司氏・堀田新五郎氏の4名の登壇者による講演やクロストーク、大学構想の発表、開学メンバー募集クラウドファンディングのお知らせなどの充実したプログラムをご用意しています。
現地参加(定員60名・先着順)のほか、オンラインでもご参加いただけます。

【登壇者】
 内田樹氏(現地)・広井良典氏(オンライン)・前野隆司氏(現地)・堀田新五郎(現地)
【テーマ】
「私たちはシナリオを書き換えられるのか?~あらたな社会人大学院の開学に向けて」
【趣旨】
「止まれないのは、どうしてだろう?」すべてはこの問いから始まりました。引き返せなくなる予感がありながら、社会は軋み、加速していく。人口が減り、地域は衰退し、格差は広がり、ひきこもり・自殺はあとを絶ちません。何かがおかしい。どこかが間違っている。なのに歩みが止められない。一見ばらばらな症状に見える現代社会の諸問題も、元をたどれば根はひとつだと、私たちは考えます。
 違和感の根本は、私たちに与えられたシナリオにあるのではないか?それが最初の問いかけです。成長は豊かさを生み、豊かさは幸せにつながる。そして、成長は無限につづく…。資本主義とグローバリズムはこのシナリオのもと、肥大しつづけています。でも、ちょっと待って。私たちの直感は、経験は、これからもこのシナリオを信じられるでしょうか?
 いま必要なのは、与えられたシナリオを演じ切って勝ち残ることではなく、自分にとっての幸せを見つめ、ひとりの人生からシナリオを書き換える力なのではないでしょうか。既存の社会システムの枠組みの外へ一歩退いて、私たちを閉じ込めていたフレームを眺めてみる態度ではないでしょうか。私たちはそれを、知性と呼びます。
 このイベントでは、こうした知性のあり方と、その知を生<LIFE>の実践と結びつけていく可能性を登壇者らのトークを通じて共に考えます。
【実施形態】
 現地(定員60名・先着順)&オンライン(制限なし)
【現地会場】
大阪・梅田蔦屋書店シェアラウンジSKYエリア
https://store.tsite.jp/umeda/access/
【参加費】
 無料
【申込方法】
現地参加・オンライン参加共に、ご参加を希望される方は6月18日(水)23:00までに以下のフォームよりお申込みください。
https://forms.gle/k9HQw9R9UKkGgbr16
※現地参加のお申込受付は先着順とし定員になり次第締め切らせていただきます。予めご了承ください。 
※オンライン参加をお申込みの方には、開催までにメールで当日視聴用URLをお送りいたします。また、後日アーカイブでの動画配信も行う予定ですので、その配信URLもご案内いたします。

※登壇者プロフィール
内田樹氏(思想家・凱風館 館長)
専門はフランス現代思想。ほかにも武道論、教育論など社会のあらゆる問題を対象に論じる。『私家版・ユダヤ文化論』で小林秀雄賞、『 日本辺境論』で新書大賞、著作活動全般に対して伊丹十三賞を受賞。そのほか『ためらいの倫理学』『 レヴィナスと愛の現象学』『 サル化する世界』『 日本習合論』『 コモンの再生』『コロナ後の世界』『 複雑化の教育論』『沈む祖国を救うには』 、編著『人口減少社会の未来学』『 撤退論』など多数の著書がある。神戸市で武道と哲学のための学塾「凱風館」主宰。

広井良典氏(京都大学 名誉教授)
1961 年生まれ。京都大学名誉教授。東京大学教養学部卒業、同大学院修士課程修了後、厚生省勤務、千葉大学教授、京都大学教授を務める。専攻は公共政策及び科学哲学。『日本の社会保障』でエコノミスト賞、『コミュニティを問いなおす』で大仏次郎論壇賞受賞。他に『ポスト資本主義』『人口減少社会のデザイン』など著書多数。この間、内閣府・幸福度に関する研究会委員、国土審議会専門委員、環境省・次期生物多様性国家戦略研究会委員等を務める。

前野隆司氏(武蔵野大学 ウェルビーイング学部学部長)
1984 年東京工業大学(現東京科学大学)卒業、 1986 年同大学修士修了。 キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークレー校訪問研究員、慶應義塾大学教授、ハーバード訪問大学教授等を経て、武蔵野大学ウェルビーイング学部長、慶應義塾大学名誉教授。博士(工学)。『幸せな職場の経営学』(2019 年)、『幸せのメカニズム』(2013 年)、『脳はなぜ「心」を作ったか』(2004 年)など多数。専門は、幸福学、イノベーション教育など。

堀田新五郎(一般社団法人翠山大学設立準備会 代表理事)
一般社団法人翠山大学設立準備会・代表理事。専門は政治思想史。世のしがらみと組織の力学とやむにやまれぬ思いから撤退学を始め、「撤退は知性の証しである」と訴える。関連著書は『撤退論』(共著・晶文社)、『山岳新校、ひらきました──山中でこれからを生きる「知」を養う』(共著・H.A.B)、『撤退学宣言』(単著・晶文社)、『撤退学の可能性を問う』(共編著・晃洋書房)など。奈良県立大学で副学長などを勤めた後、一旦大学から撤退。新しい大学づくりを始める。

【本リリースに関するお問い合わせ先】
一般社団法人翠山大学設立準備会
web@suizan.org

d164075-2-fc4ed18754f0651f11b295a7d00972f8.pdf

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース