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「盛岡台湾ハッピーフェス」今年も 花蓮市との友好都市提携5周年記念企画も

前回の「盛岡台湾ハッピーフェス」の様子(写真提供=盛岡台湾Happy Project)

前回の「盛岡台湾ハッピーフェス」の様子(写真提供=盛岡台湾Happy Project)

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 台湾をテーマにしたイベント「盛岡台湾Happy Fes」が2月22日と・23日、クロステラス盛岡(盛岡市大通3)で行われる。

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 盛岡市内の観光事業者や企業などが立ち上げた「盛岡台湾Happy Project」が、2020年から行っている同イベント。「コロナ禍で感染拡大を抑えていた台湾を知り、リスペクトを送ろう」という声から始まったプロジェクトで、現在は盛岡に住む台湾好きや台湾に関するコミュニティーが集い、台湾との交流を深めるプロジェクトとして続いている。

 「盛岡台湾Happy Fes」はプロジェクトのメインイベントで、今回が5回目。各日テーマに沿ったステージイベントを行うほか、台湾に関連した飲食の提供や雑貨・書籍などを販売する「盛岡台湾Happyマーケット」と、体験コーナーも設ける。

 22日のテーマは「文化交流と災害対策」。昨年4月に発生した台湾東部花蓮沖を震源とする地震や、8月の盛岡で起きた大雨災害に関連し、岩手高校の生徒が観光客を受け入れるための防災について発表するほか、中国茶・台湾茶専門店「よすがや」による台湾茶のいれ方や楽しみ方の紹介、台湾好きによる「台湾カルチャー研究会」の台湾周遊旅行記の紹介を行う。

 23日は「スポーツ交流と武道の精神」をテーマに、台湾のマラソンに参加したランナーによるトークイベントのほか、「台湾に伝えたい日本の武道」と題して全日本抜刀道連盟岩手支部副会長の橋野浩樹さんによるトークと実演が行う。

 昨年、盛岡市と花蓮市の友好都市提携が5周年を迎えたことを記念した展示も用意。7月~11月までに全3回行った台湾について学ぶイベント「盛岡台湾Happyスタディ」の開催レポートも展示する。

 イベントのサブタイトルは「末永く」といった意味を持つ「長長久久」。チラシにも「この友好関係がずっと続きますように」という意味の一文を添える。実行委員会事務局の北田公子さんは「今年は巳(み)年なので、縁起が良いとされるヘビにちなんで『長長久久』を選んだ。今年は短い期間に内容が詰まっているので、皆さんの興味があるところから台湾に触れてもらいたい」と話す。

 ステージイベントは11時・13時・15時の3回。

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