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「はじめての盛岡さんさ踊り」講座参加者募集 本番まで半年、初心者も歓迎

講座のイメージ画像(写真提供=盛岡観光コンベンション協会)

講座のイメージ画像(写真提供=盛岡観光コンベンション協会)

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 盛岡さんさ踊り振興協議会が2月24日、盛岡さんさ踊りの踊り方を学ぶ講座「はじめての盛岡さんさ踊り“踊り編”」を「プラザおでって」(盛岡市中ノ橋通1)3階のおでってホール開催する。

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 盛岡で踊られている「さんさ踊り」には大きく分けて、各地域で受け継がれている「伝統さんさ踊り」と、伝統さんさを基本に誰もが踊れるように統一した「統一さんさ踊り」の2種類があり、毎年8月に行われるパレードでは出演団体のほとんどが統一さんさ踊りを踊る。

 各地域の伝統さんさ踊り団体で構成された「盛岡さんさ踊り振興協議会」では、伝統さんさ踊りの保存・継承活動と共に、統一さんさ踊りの指導や普及にも取り組み、体験会や講座なども行っている。「はじめての」と題して初心者向けの講座を行うのは初めてだという。

 同会の事務局を務める盛岡観光コンベンション協会の菊池愛理さんは「2月に盛岡さんさ踊りの話をするのは気が早い感じもするが、本番まで半年を切る時期。昨年の8月にさんさ踊りのパレードを見て、『次は参加してみよう』と考えていた人は、そろそろ準備を始めてもいい頃だと思う」と話す。

 講座は午前・午後の2部制。1番から4番まである統一さんさの踊りのうち、午前の部は「ハラハラハラセー」の掛け声が特徴の2番の「七夕くずし」、午後の部は「エヤーサエヤサー」の掛け声と跳ねる振り付けが軽快な3番「栄夜差(えやさ)踊り」の習得を目指す。講師は、大宮さんさ踊り保存会、盛岡さんさ踊り清流、山岸さんさ踊り保存会。各団体は「ミスさんさ踊り」の指導を例年担当している。

 今回の講座は正しい踊りの伝承を目的の一つとしている。パレードでは、振り付けに独自のアレンジを加える団体や、コミカルな動きを取り入れて観客を盛り上げる団体もあるため、まずは正しい振り付けを覚えてほしいという思いを込めた。

 「正しい振り付けを学んだ経験は、どこの団体に参加するにしても自信につながると思う」と菊池さん。「2番と3番はほとんどの団体が踊るので、一度踊っておけば練習もしやすい。初心者はもちろん、さんさ踊り大好きという人も歓迎。細かい足の位置や手の角度といったポイントを押さえながら、ミスさんさ踊りと同じ美しい動きを習得してもらいたい」と呼びかける。

 開催時間は、午前の部=10時~12時、午後の部=13時30分~15時30分。参加無料。対象は3歳以上で、小学生以下は保護者の参加も必要。定員は各部30人。申し込みは応募フォームと電話(019-621-8800、平日9時~12時、13時~17時、第2火曜を除く)で受け付ける。

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