盛岡経済新聞の2018年上半期PV(ページビュー)ランキング1位は「盛岡市内で閉店・取り壊しの話題相次ぐ 旧市街地に変化の波」だった。
1位となったのは2017年から相次いだ盛岡市内中心部の老舗や歴史ある建物の閉店・取り壊しを伝えるニュース。2016年の「盛岡バスセンター」営業終了を皮切りに、2017年3月末に「レストラン公会堂多賀」、8月末には「丸竹本舗」が閉店。11月には喫茶店「六分儀」が惜しまれながらも45年の歴史に幕を閉じた。記事配信時には長期休業となっていた「盛岡正食普及会」は、今年2月末で閉店することを伝える張り紙が店の前に張り出され、老朽化などを理由に解体が始まっていた「旧盛岡馬検場」も現在はさら地となっている。
ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 盛岡市内で閉店・取り壊しの話題相次ぐ 旧市街地に変化の波(2/8)
2. 盛岡の「福田パン」がお菓子に 人気のあんバターサンドをモチーフに(1/5)
3. 「パンコレクション2018inもりおか」開催へ 県内最大級のパン祭り(5/23)
4. 新しい「岩手教育会館」完成 最大300席の多目的ホールも(4/12)
5. 盛岡・南大通に小規模ワインバル「Ocho」 1杯でも気軽に楽しめる場所目指して(1/15)
6. 「東北絆まつり2018盛岡」開催迫る 有料観覧席の抽選販売も(5/10)
7. 食べ歩きブログ「盛岡食いしん爺」が本に 爺が選ぶ「盛岡の自慢」を巡って(3/8)
8. 盛岡・紫波ロケ作品「(ハル)」上映会 今はなき懐かしい風景も(4/2)
9. 盛岡で白湯を研究する「SAYU Lab Cafe」 日用品としての南部鉄器を(2/20)
10. 盛岡で「じゃじゃの日」今年も 「盛岡じゃじゃ麺」食べて元気を(4/10)
2位には「福田パン」、10位には「盛岡じゃじゃ麺」と盛岡ならではのグルメにまつわるニュースがランクインしたほか、3位と7位にも食の話題が並んだ。4位には2015年から建て替えが進められていた「岩手教育会館」の完成を伝えるニュース、5位に南大通にオープンしたワインバル「Ocho(オチョ)」の記事と街の明るい話題にも注目が集まる。6位には「東北絆まつり2018」の開催を伝えるニュースもランクインした。
今後も盛岡経済新聞では、盛岡が楽しい街であることが伝わるニュースやユニークな話題、地域の新しい情報を届けていきたい。