プレスリリース

金型部品のパンチ工業が創業50周年を迎えます。「パンチスピリット」で挑戦し続ける50年の歩みを振り返る

リリース発行企業:パンチ工業株式会社

情報提供:

パンチ工業株式会社(以下、パンチ工業)は、2025年3月29日に創業50周年を迎えます。
パンチ工業は、1975年3月29日の創業以来、一貫してものづくりに対する情熱を持ち、精密金型部品の提供を通じて世界のものづくりに貢献してまいりました。お取引先様や地域住民の皆様をはじめ、多くの方々のご支援・ご愛顧により事業を続けることができました。心より感謝申し上げます。

変化を続ける事業環境や社会において、次の100周年、さらにその先の未来へ進むために、パンチグループは挑戦を続けます。これからも、私たちは、ものづくりと「パンチ」の効いた創造力、そしてそれを実現する技術力・ソリューションで社会の夢を実現していきます。そして、創業の礎である金型部品が金型に組み込まれて製品を形作るように、まだ無い未来をカタチづくり、世界の可能性を広げていきます。
パンチ工業株式会社 50年の歩み
【1975年~1980年代:創業期】
1975年3月、東京都品川区にて、現名誉会長の森久保有司が、前身となる神庭商会株式会社を設立。当初は材料を仕入れ、精密加工メーカーに製造を委託する金型部品の商社でした。

当時の家電製品には、製品内に電子部品を固定するためのプリント基板がよく使用されており、その加工に必要なのが、プリントピンと呼ばれる金型部品です。当時のプリントピンの材質はピアノ線が一般的でしたが、曲がりやすく製品寿命が短いという課題があり、多くのお客様がお困りでした。その課題を解決したいという思いから、パンチ工業のものづくりへの挑戦が始まりました。耐久性について大学の先生に相談したり、加工に詳しい知人の力を借りたりしながら、試行錯誤を重ねました。そして、いままでは使用されていなかった材料に着目したことで、製品寿命の飛躍的な向上に成功しました。これが契機となり、1977年、社名をパンチ工業株式会社と改めて、金型部品の製造会社として事業をスタートさせました。




1982年8月には、世界初のプラスチック金型用ハイスエジェクタピンの量産化に成功。
プリントピンに使用していたハイス鋼をエジェクタピンにも応用することで、従来から飛躍的に加工精度が向上し、高い精度が必要とされる分野で支持を得ました。



【1990年~2000年代:中国進出期】
1990年10月、中国 遼寧省大連市に盤起工業(大連)有限公司を設立。生産コストの低減と安定した労働力を求め、日本の中小企業としてはいち早く、また、当時の進出形態は中国企業との合弁会社が主流の中、当社の強い意志により、独資企業として中国進出を果たしました。
現在では中国国内に6工場、34の販売拠点を設置し、中国の現地企業を中心に約8,000社のお客様とのお取引を行う、現地に根差した企業となりました。



【2010年代:グローバル展開期・株式上場】
日本、中国に続く新たな市場開拓として、経済成長が見込まれるインドに注目し、2010年9月、チェンナイに販売拠点PUNCH INDUSTRY INDIA PVT. LTD.を設立しました。また、2012 年8月には、当社と長年取引実績があり、自社工場と欧米にも販売ネットワークを持つ、マレーシアのPanther Precision Tools Sdn. Bhd.(現PUNCH INDUSTRY MALAYSIA SDN. BHD.) をパンチグループに迎え入れました。
2015年8月には、グローバル生産体制の最適化や世界市場へのアプローチ強化を目的にベトナム工場(PUNCH INDUSTRY MANUFACTURING VIETNAM CO., LTD.)、2016年11月アメリカに販売拠点PUNCH INDUSTRY USA INC.を設立しました。

2012年12月、創業以来の念願であった東証二部(当時)への株式上場を果たしました。
その後、東京証券取引所の規則改正により、2023 年10 月からは東証スタンダード市場上場企業となっています。



2016年3月には、パンチグループのアイデンティティとして「パンチスピリット」を制定。創業者の情熱や執念といった起業の原点に立ち返ることが必要であるとの思いから、「チャレンジ」「創意工夫」「自由闊達」の3つをキーワードに設定しました。スピード感のあるチャレンジ実行、主体性を持って創意工夫を凝らすこと、変革力を持った自由闊達な議論を、グループ全社で推し進めています。





【2020年代:挑戦期】
2022年からは、重点経営課題の一つに、拡大市場である「ファクトリーオートメーション(FA)領域の“特注品”の販売拡大」を掲げています。その取組みを一層推進すべく、2022年10月にはFA 機器設計・製造を行う株式会社ASCeをグループに迎えました。

2024 年8 月、企業の存在意義としてパーパスを策定しました。異なる職種や勤務地から選ばれた約20名の若手・中堅社員がメンバーとなり、約半年をかけて社内の意見を取りまとめて考え抜き、パンチグループの存在意義と将来への希望を具現化しました。
なお、このパーパスをもとに、次の10年間における当社グループの「ありたい姿」を提示すべく、中長期ビジョンの策定を進めており、2025年5月に公表する予定です。



パンチグループのパーパス
ものづくりによる信頼、真摯な技術、自由な創造力で、
次世代の豊かな未来をカタチづくる

【パーパスに込めた想い】
パンチグループの使命は、ものづくりへのこだわりを持ち、真摯に取組むことで培ってきた信頼と技術、柔軟な創造力で、世の中を豊かにすることです。

私たちの原点は、世界初のプラスチック金型用ハイスエジェクタピンの開発・量産化にあります。この困難な課題を成し遂げる支えとなったのは、お客様の成功を支えたい、お客様に喜んでもらいたいという熱い想いでした。

この情熱は、企業アイデンティティであるパンチスピリット「チャレンジ」「創意工夫」「自由闊達」として受け継がれています。この考えのもと、私たちは、より良い社会実現をものづくりで後押ししたいという想いを持ち、技術の革新や品質向上に挑戦しながら、世界中のお客様や協力工場とともに成長を続けてきました。また、業界に先駆けて環境に配慮したものづくりを行うなど、常に社会課題に目を向け、誠実に取組んできました。

これからも、私たちは、ものづくりと「パンチ」の効いた創造力、そしてそれを実現する技術力・ソリューションで社会の夢を実現していきます。そして、創業の礎である金型部品が金型に組み込まれて製品を形作るように、まだ無い未来をカタチづくり、世界の可能性を広げていきます。

<パンチグループの約束>
私たちは、暮らしの当たり前を支えるとともに、新しい価値の創造で世界のニーズに応え続けることで、社会の持続可能な発展に貢献します。
また、環境負荷の最小化や社会貢献活動を通じ、次の世代により良い地球を引き継ぎます。
その実現のため、私たちは全てのステークホルダーに寄り添い、共に歩み、社会に価値を提供する誇りを持つ企業であり続けます。

● お客様へ:パンチグループのものづくりソリューションで、成長を支えます。常にお客様の期待を上回る価値を提供します。
● 社員へ :誇りをもって働くことができる環境を提供し、一人一人の成長と自己実現を支援します。
● 社会へ :自然環境・社会の変化に向き合い、次世代へより良い未来を繋ぎます。


【パンチ工業株式会社 会社概要】
社名  :パンチ工業株式会社
代表  :代表取締役/社長執行役員 森久保 哲司
所在地 :東京都品川区南大井6丁目22番7号 大森ベルポートE館5階
上場  :東京証券取引所 スタンダード市場(6165)
創業  :1975年
売上高 :38,344百万円(2024年3月期)
従業員 :3,575名(連結)
URL  :https://www.punch.co.jp/
事業内容:金型部品、自動化装置及びその周辺部品、特注機械部品等の製造・販売

社名に込められた意味:
創業の製品であるプリント基板用穴あけパンチの「パンチ」と、活力にあふれた「パンチ」の効いた会社という意味が込められています。

会社ロゴマークに込められた意味:
ゲンコツマークは「商品である金型用パンチ/ピンと企業としての勢い」、斜線は「稲妻のごとく業界に新風を送らんとする」意気込みを表現しています。



<お問合せ先>
パンチ工業株式会社 経営戦略室 広報IR課
電話番号:03-5753-3130
メール :info-corp@punch.co.jp

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