盛岡のまちづくりについて考える「盛岡まちづくりフォーラム 暮らし物語2009」(事務局=盛岡おもてなしプラザ Brand Plus、TEL 019-601-2468)が2月8日、盛岡市内で開催される。主催は盛岡市、NPO法人いわて景観まちづくりセンターほか。
同フォーラムでは、古き良き盛岡の景観を残す鉈屋町の「大澤家町家」と「おでってホール」(中ノ橋通1)の2カ所を会場に、パネルディスカッションや座談会を開催。鉈屋町の町家会場では「町家暮らしフォーラム」と題して町家に関する文化や実際に住む際の「作法」について鉈屋町・大慈寺地区の住民に話を聞くほか、パネルディスカションでは、パネラーに石川県金沢市でさまざまな視点からまちづくり事業を実践する水野雅男さんを招き、「歴史的街並みの再生と活用」について意見を交わす。
「おでってホール」では、昨年の盛岡文士劇に参加した地元テレビ局のアナウンサーらによる座談会のほか、芸術表現の場として盛岡の歴史的景観を生かす取り組み「アーティスト・イン・レジデンス」についてパネルディスカッションなどが行われる。
事務局の金野万里さんは「盛岡らしさを今に伝える鉈屋町を中心に据えて、住む人や関心のある人たちとともに、これからの盛岡のまちづくりを考えてみたい。盛岡の街並みの良さを知っている人はもちろん、鉈屋町界隈に足を運んでみたことのない人にも参加してほしい」と呼び掛ける。
開催時間は10時~18時。参加無料。18時からは大澤家町家で交流会(参加費=2,000円)を開く。