レトロなギャラリーでスキー写真展-「パウダーカメラマン」の秘蔵カット公開

今回展示する一枚より。©yuji abe

今回展示する一枚より。©yuji abe

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 生活雑貨店の一角にあるレトロなギャラリースペース「嶋岡商店ギャラリー」(盛岡市神子田、TEL 019-622-8170)で現在、「阿部祐二・スキーの写真展」が開催されている。

個展会場に訪れた「パウダーカメラマン」こと阿部祐二さん

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 阿部さんは盛岡市内で写真スタジオ「Digi Pro STUDIO」(大通2、TEL 019-653-1362)を経営しながら、スキーフォトグラファーとして雪山とスキーの魅力を追い続けるプロカメラマン。持ち前の山岳スキーの技術を生かしながら、10年ほど前から主に八幡平エリアをフィールドに「skier」(山と渓谷社)や「ブルーガイドスキー Ski」(実業之日本社)、「大人のスキー」(同)、「月刊SKI journal」(スキージャーナル)などの雑誌媒体で活躍している。

 今回で8回目となる個展では、「パウダースキー」をテーマに岩手山や八幡平、八甲田山など、オフゲレンデで撮影した雪山のスキーシーンから、雑誌には掲載しない「プライベート」なカットを中心に計20点を展示する。

 パウダースキーの撮影を得意とすることから、「パウダーカメラマン」の異名を取る阿部さん。「(パウダースキーには)ゲレンデスキーでは味わえない魅力がある。カメラマンとして撮影するのも好きだが、その前に一人のスキーヤー」と話す。

 撮影時は「腰まで雪のある雪山をとにかく歩く」と阿部さん。50歳を過ぎながら強靱(きょうじん)な肉体で、いまだに「スキーのモデルよりも1.5倍歩きながら撮影することもしばしば」とも。

 営業時間は9時~19時。観覧無料。写真はワイド四ツ切りサイズで1枚1万5,000円で販売も行う。同展は2月28日まで。

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