盛岡経済新聞2022年上半期PV(ページビュー)ランキング1位に輝いたのは、中華料理店「中華料理 正華(せいか)」のオリジナル自販機設置を紹介する記事だった。
同店は市内で3店舗を運営。そのうち、みたけ店(みたけ2)と向中野店(向中野5)の駐車場内と、岩手町の「中川石油 セルフ沼宮内SS敷地内」の3カ所に自動販売機を設置している。新型コロナ禍により外食機会が減少する中、店長の星川一馬さんが全国的にブームになりつつある自動販売機に着目。冷凍の中華総菜を24時間購入でき、4月28日に稼働を始めると予想を上回る反響があった。
ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 盛岡の中華料理店がオリジナル自動販売機 店の味をいつでも楽しんで(5/10)
2. 「あつ森」の中に岩手を再現 バーチャルで岩手楽しんで(3/22)
3. 盛岡・中央公園でアウトドアイベント 大人も子どもも楽しく遊べる一日を(5/25)
4. 「ジムニー祭り」20回目の開催へ 車で遊ぶ楽しみを最大限に引き出して(5/20)
5. 盛岡プレミアム付き商品券「スマートSANSA」発行へ 事前登録始まる(5/11)
6. 盛岡に新たなクラフトビール「NANBU CRAFT」 岩手の恵みを詰めたビール目指す(4/15)
7. 盛岡に地元発の冷凍ギョーザ無人販売店 非接触で専門店の味提供(5/6)
8. 盛岡城跡公園で「北のクラフトフェア」開催へ 出展者選考委員に皆川明さんら(3/23)
9. 盛岡・木伏緑地で食にまつわるイベント 日本唯一のパルマハム職人を招き(4/19)
10. モスバーガー50周年記念商品を岩手限定発売 震災復興店舗も10周年で(4/28)
2位は、ニンテンドースイッチ用ゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」を使い、岩手県内の観光名所などを再現した「岩手再現島」を制作するプロジェクトの記事。スペースに限りがあり、一つの島で岩手全体を再現することは難しいことから、県内の企業や団体が参加し、「岩手再現島」を複数制作し、その集合体を「バーチャル岩手」と表現している。
今年の上半期PVランキングは、イベント開催の話題が多くランクイン。3位と4位にはアウトドア関連のイベント、9位に食にまつわるイベント、8位には10月に開催を予定している新しいクラフトイベントについての記事が入り、感染症対策をしながらにぎわいが戻り始めている様子がうかがえる。
例年通り、食に関する人気も高く、6位は新しいクラフトビールブランド「NANBU CRAFT」、7位には地元発の冷凍ギョーザの無人販売店、10位はモスバーガー創業50周年を記念した商品が県内で限定発売される記事がランクインしている。
県内・市内で新型コロナウイルス感染症の感染状況が落ち着きつつあり、活気を取り戻し始めた盛岡の街。下半期はより明るい話題が増えることを期待し、盛岡経済新聞では地域のニュースや、元気な皆さんの様子を伝えていきたい。