岩手県は現在、岩手県政150周年記念ロゴマークの募集を行っている。
県は1872(明治5)年1月8日に「盛岡県」から「岩手県」に改称され、今年1月に150周年を迎えた。さらに2026年には、1876(明治9)年5月25日に現在の県域が確定してから150周年を迎える。そこで県では、今年度から2026年度までを「県政150周年期間」と位置付け、岩手の歴史を振り返り、岩手の未来を展望するため「岩手県政150周年記念事業」を実施する。
県全体で記念事業の一体感を醸成し、県内外へのPRや認知度の向上を図るとともに、事業を盛り上げるため、同事業で活用するロゴマークを募集。未来の岩手を担う若者に活躍してもらおうという思いから、応募資格を県内の高校・大学・専門学校などに在籍する生徒・学生とした。
応募作品の要件は、岩手愛あふれる明るいデザインとし、「150」の文字が視覚的に認識できること、作品はカラーで、単色やモノクロでの使用も考慮すること、国内外共に未発表で類似がなく独自にデザインしたものなど。個人もしくはグループでも応募できる。
集まった作品は審査委員会によって審査を行い、最優秀賞1点を記念事業のロゴマークとして使用する。採用された作品は記念事業期間中、県のホームページやポスターをはじめとする告知・広報に活用する。結果発表は9月ごろを予定。
作品は手描きもしくはデジタルデータを郵送とメールで受け付ける。データの場合、解像度300dpi以上、JPEG、PNG、PDFのいずれかの形式とし、1作品につき容量は3MB以内。用紙サイズはA4縦とする。作品は1人・1グループで複数応募できるが、各作品分の応募用紙を添付すること。応募用紙は県のホームページからダウンロードできる。
県ふるさと振興企画室の担当者は「5年という長い期間にわたって使用するロゴマーク。若い皆さんがどんなアイデアを生み出すのかとても楽しみ。これを機に、岩手を築いた先人たちに思いをはせ、これからの明るい岩手を考える機会にしてもらえれば」と呼びかける。
締め切りは郵送の場合8月19日必着。メールの場合は同日17時まで。