![「いわて盛岡シティマラソン2021」のロゴ](https://images.keizai.biz/morioka_keizai/headline/1629174546_photo.jpg)
「いわて盛岡シティマラソン」のオンラインマラソンが9月24日から1カ月間、行われる。実行委員会は現在、参加登録を受け付けている。
いわて盛岡シティマラソンは2019年に初開催。東北の県庁所在地では初となるフルマラソンで、9000人を超えるランナーが盛岡市内を駆け抜け、ランナーのほかボランティアなどを含めた参加者や、地域住民からも高評価を受けていた。2020年に第2回を開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、市内のコースを走る大会は中止し、スマートフォンアプリを利用したオンラインマラソンを実施した。
今年は市内を走るフルマラソン42.195キロとチャレンジラン2.8キロに加え、オンラインマラソンを種目に加えて参加登録を開始。開催に向けて準備が進んでいたが、全国で新型コロナウイルスの感染が急拡大し、国の緊急事態宣言が繰り返し発令されていることや、県内でも7月に独自の「岩手警戒宣言」を発表し、県民へ感染対策の再徹底を呼び掛けいることを受け、市内を走るフルマラソンとチャレンジマラソンの実施を取りやめ、オンラインマラソンのみの開催を決定した。
オンラインマラソンは、GPSトレーニングアプリ「TATTA(タッタ)」を利用して参加ランナーが走った距離を記録し、9月24日から10月24日の1カ月間の累計走行距離で競い合う。走る場所や回数に決まりはなく、期間中であれば何度も走ることが可能。終了後には参加者全員にウェブ完走証を発行するほか、参加記念品としてオリジナルマスクを進呈する。
参加資格は大会当日に満13歳以上となる男女で、居住地や国籍は問わない。参加登録が必要で、マラソンエントリーサイト「RUNNET(ランネット)」で受け付けている。
担当者は「新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、今年も残念ながらリアルなマラソンの実施はできないが、皆さんが住んでいる場所で、感染対策をしながら、自分のペースで挑戦してみてほしい」と呼び掛ける。
参加費は3,000円。定員は2000人。登録締め切りは8月28日。大会要項は公式ホームページに掲載する。