古着の逆オークションで「日本一目指す」-ビジネスコンペでグランプリ受賞

イノベーション部門でグランプリを受賞したヘイプの岡本社長

イノベーション部門でグランプリを受賞したヘイプの岡本社長

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 「いわてビジネスプラングランプリ」(主催=いわて産業振興センター)が11月20日、ホテルメトロポリタン盛岡ニューウィング(盛岡駅前北通)で行われた。

 4年目を迎えた同賞は、岩手県の企業で新たに考案したビジネスプラン(事業計画)を審査し表彰するもの。創業3年以内の「スタートアップ部門」とそれ以上の「イノベーション部門」の2部門で審査が行われた。

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 一次審査を通過して本戦に駒を進めたのはスタートアップ部門で3社、イノベーション部門では5社。オリジナル手ぬぐいの企画製作や一般企業と介護をマッチングさせる事業、3時限の画像処理ビジネスなどのほか、犬服の製作販売事業など、ユニークな事業計画が集まった。

 各部門でグランプリを受賞したのは、スタートアップ部門=「オウル」(清水町)の古民家利活用事業、イノベーション部門=「ヘイプ」(開運橋通)の古着リサイクル事業で、いずれも盛岡市の企業。オウルは岩手県内に点在する古民家を共同オーナーや修復体験などを通して再生させるもの。ヘイプは1週間ごとに販売価格が下がる「逆オークション方式」の古着リサイクル事業での受賞。同社はすでに株式上場を視野に、「ドンドンダウン オン ウェンズデー」として同事業を岩手県内や東北、関東エリアで多店舗展開している。

 受賞後、オウルの中本忍社長は「この事業で大好きな岩手を何とかしたい」とコメント。ヘイプの岡本昭史社長は「6年前に岩手にやってきて、この土地でとてもよい出会いに恵まれた。(出身の)東京ではここまで事業を展開できなかったと思う。岩手、盛岡に感謝したい」とし、「日本一の古着屋になる」と決意を新たにしていた。

 受賞各社には賞金50万円が贈られた。