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IGRいわて銀河鉄道と滝沢市がフォトコンテスト 鉄道と街の良さを写真で表現

今年3月から運行しているラッピング車両

今年3月から運行しているラッピング車両

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 IGRいわて銀河鉄道が現在、滝沢市と共催で行う「IGR×滝沢市フォトコンテスト」の作品を募集している。

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 開催するきっかけとなったのが、滝沢市の観光物産のPRとIGRの利用促進などを目的に、市の事業の一環として同社と連携して運行を始めた「IGR×滝沢市ラッピング車両」。今年3月に運行を始め、ホームページに運行情報を掲載している。ラッピング車両を目当てに利用する人もいるほか、普段の利用者もラッピング車両を眺める姿が見られる。同社運輸部の担当者は「喜んでいる人がいるのが感じられて本当にうれしい」と話す。

 フォトコンテストはラッピング車両の活用と周知を行うとともに、写真を通じて鉄道と滝沢市の良さを再発見する機会につなげる。募集するのはラッピング車両を撮影した写真と、市内にある滝沢駅・巣子駅で撮影した写真。ラッピング車両は外側のデザインと車内装飾のどちらを撮影しても応募可能で、駅の写真はホームや待合室のほか、駅前広場で撮影したものも対象とする。気軽に参加してもらえるように車両だけではなく駅も作品のテーマに選んだ。

 応募はメールもしくはインスタグラムの投稿で受け付ける。コロナ禍の中、外出や遠出の機会が減り、SNSを通じて情報収集や発信を行う人が増えている背景からインスタグラムを応募手段としたという。メールの場合は件名に「IGR×滝沢市フォトコンテスト」と記載し、1メールにつき1点の写真データを添付して送信。インスタグラムの場合は、「IGRいわて銀河鉄道『ぎんがくんときらりちゃん(igr_ginkira)』」のアカウントをフォローし、ハッシュタグ「#IGR 滝沢市フォトコンテスト」を付けて1投稿につき1作品を投稿する。日本国内在住であれば、プロ・アマチュア問わず参加できる。

 応募作品は審査を行い、最優秀賞・優秀賞・IGR賞・滝沢市賞などを決定。入賞者には市の特産品やIGR1日フリー乗車券などが贈られる。受賞結果にかかわらず、全ての応募作品について、同社や市のホームページ、SNS、チラシ、ポスターなどに無償で使用する場合がある。

 撮影時の注意事項として、列車に向けたフラッシュ撮影やドローンを使用した撮影は運行の妨げになるため禁止。撮影のためホームに立ち入る時には入場券または乗車券が必要となる。インスタグラムから応募する場合、非公開アカウントからの応募は無効。入賞時の連絡を行う都合上、結果発表まで「ぎんがくんときらりちゃん」のフォローを外さないように呼び掛ける。

 担当者は「私たち社員が広報用などに撮影する写真はある程度アングルが決まってしまう。皆さんの応募作品で『こんな良いところがあるよ』というポイントを教えてもらいたい。カメラを使った本格的な作品でも、スマートフォンなどで撮影したものでもいいので気軽に参加して」と呼び掛ける。

 作品募集は11月15日まで。結果発表は12月上旬予定。応募要項はIGR銀河鉄道のホームページに掲載する。

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