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紫波町で「あづまね朝市」が初開催 地域盛り上げ、にぎわいつくる

9月6日にスタートした「あづまね朝市」の様子

9月6日にスタートした「あづまね朝市」の様子

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 「ラ・フランス温泉館」(紫波町)駐車場特別会場で、9月の毎週日曜に「採れたてあづまね朝市2020」が開催されている。

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 「あづまね朝市」を主催するのは「あづまねエリア交流連絡協議会」。「東根山」を中心とした紫波町西部地区の事業者らが連携して、地域の活性化や情報発信などの活動に取り組んでいる。今年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、町内で開催を予定していたイベントの多くは開催中止になった。一方、同協議会が毎年開催している「あづまねまつり」は、内容を変更しながらも9月27日の開催に向けて準備を進めているという。

 温泉や産直などが集まる「あづまねエリア」もコロナ禍の影響を受けている。特に、温泉施設である「ラ・フランス温泉館」の利用者は減少。農産物の販売機会や売り上げも例年に比べて落ちているという。そこで、温泉を中心に地域を盛り上げ、「あづまねまつり」の開催に向けてにぎわいをつくろうと、企画したのが「あづまね朝市」。「あづまねまつり」当日まで、毎週日曜の午前中に同じ会場で朝市を行い、生産者と消費者の交流を通じた産業振興を図る。

 「あづまね朝市」にはエリア内から生産者・事業者が出店し、会場内には10のブースを設ける。紫波町産の野菜や果物のほか、日本酒、花苗、卵、加工品、総菜、菓子などを販売する。会場は入り口と出口を分け、入場時には検温と手指の消毒を行い、来場者にはマスクの着用など感染症対策への協力も呼び掛ける。

 「あづまねエリア交流連絡協議会」の事務局長・山縣春雄さんは「皆さんと一緒に地域を盛り上げて、元気にコロナ禍を克服したい。野菜や果物など、あづまねエリアのおいしい食材を買い求めて、楽しんでもらえればうれしい」と呼び掛ける。

 開催日は9月13日・20日・27日。27日は「第12回あづまねまつり」と同時開催。開催時間は13日・20日=9時~12時、27日=10時~14時。

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