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「チャグチャグ馬コ」へ応援メッセージ届く 来年の開催へエールを

「もりおか歴史文化館」に展示されている応援メッセージ

「もりおか歴史文化館」に展示されている応援メッセージ

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 東京から「チャグチャグ馬コ」を応援する団体「東京チャグチャグ馬コ」は、全国から届いた応援メッセージを滝沢市と盛岡市の計4施設で展示している。

「ビッグルーフ滝沢」で「チャグチャグ馬コ」のポスターとともに並ぶメッセージパネル

 同団体では、「チャグチャグ馬コ」に参加する農耕馬たちや伝統民俗文化の保護などを目的に、クラウドファンディングを活用した「チャグチャグ馬コ共同馬主プロジェクト」を実施している。支援金を募り、一定金額を寄付した支援者へ「共同馬主カード」を発行し、支援した馬の世話や触れ合い体験ができる仕組みで、現在は滝沢市の「馬っこパーク・いわて」で飼育している農耕馬「伯鈴(はくりん)」を支援している。

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 今年のプロジェクトでは祭り自体を継続させるため、農耕馬だけではなく「チャグチャグ馬コ」全体への支援が必要だと考え、「チャグチャグ馬コ同好会」の活動へも寄付。目標金額を50万円、目標支援者数を100人としていたが、101人から総額73万4,500円の支援金が集まった。支援金は「伯鈴」の飼育費や管理費、「チャグチャグ馬コ」の装束作りといった継承活動などの支援へ活用していく。

 新型コロナウイルス感染症の影響を受け、今年の「チャグチャグ馬コ」開催は中止。そこで「東京チャグチャグ馬コ」では、支援金だけではなく「チャグチャグ馬コ」への応援メッセージも募集し、「農耕馬を飼育している人」や「祭りを支える人」へ届けようと考えた。

 当初はクラウドファンディングに集まった応援メッセージとして紹介するつもりだったという。団体の代表を務める斎藤正信さんは「現段階で支援金の寄付先は限られているが、祭りに関わる人は多くいる。何かお金とは違う支援として、祭りを応援する言葉を届けたくて、今年の開催中止を受け、集まったメッセージを「チャグチャグ馬コへの応援」という形で紹介することにした」と話す。

 メッセージは全国各地から集まり、A3パネル4枚にまとめて展示を行う。盛岡市・滝沢市の出身者や岩手と縁がある人、祭りのファンのほか、馬が好きという人からも温かい言葉が寄せられ、「来年またあの鈴の音を響かせてください」「チャグチャグ馬コがずっと続いて、どんな業種の馬っこ達も、元気で幸せであることをずーっと祈っております」「お馬さんが大好き!お祭り観に行きたいです!」「文化の景勝はとても大事だと思います」などのメッセージが並ぶ。パネルには支援者から届いた写真も添えられている。

 パネルは滝沢市の「馬っこパーク・いわて」と「ビッグルーフ滝沢」、盛岡市の「もりおか歴史文化館」と「プラザおでって」の計4カ所に展示。団体では、支援金の贈呈式の実施や、農耕馬を活用した今後の取り組みについても検討を進めている。

 斎藤さんは「まずは支援者の皆さんとメッセージを寄せてくれた皆さんに感謝したい。新型コロナウイルスの影響は大きく、大変な中だと感じている。チャグチャグ馬コをはじめ、多くの祭りが中止になり、がっかりしている人や寂しく思っている人が、メッセージを見て少しでも元気を出してもらえたらうれしい。応援している皆さんの声が、どうか届くように」と願う。

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