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リサイクルショップ「なんだり館」が移転リニューアル 楽しく買い物できる場所へ

落ち着いた雰囲気の店内。以前の店舗との違いに驚く声も

落ち着いた雰囲気の店内。以前の店舗との違いに驚く声も

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 リサイクルショップ「リセールショップなんだり館」(盛岡市南大通1)が9月14日、移転オープンした。

「リセールショップなんだり館」外観。グレーのシックなデザイン

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 移転前は現在の店舗からも近い、道路に面した場所で営業していた同店。15年以上営業する中で、建物や設備が古くなってきていることを気に掛けていたという。直すと工事などで休業してしまうが、移転であれば店舗の営業と工事を同時に進めていくことができると思い付いた。

 新しい店舗は肴町商店街のアーケードからも近い。場所を決めた理由には、以前、一時期同じ場所で営業していたこともあるが、商業施設「ななっく」の閉店もある。店主の高村健人さんは「ななっくの閉店後、SNSなどで肴町が寂しくなる、人がいなくなるという投稿を見かけた。実際のところ、そうでもない。地域のためにもこのかいわいで続けたいという思いはあった」と話す。

 新しい店舗は「盛岡秋まつり」の時期に合わせ、9月14日にオープン。内装などの工事は岩井沢工務所、デザインなどを市内の家具店「Holz(ホルツ)」が手掛けた。店内はグレーや白を基調とした色合いと、木材を使ったシックなイメージで、以前の店舗からは雰囲気を一新。壁には品物が並ぶため無地で仕上げ、照明やカウンターにこだわった。来店客からは「随分雰囲気が変わった」と驚きの声もあり、好評だという。取り扱う商品は女性ものの衣類を中心に、バックや靴、アクセサリー、その他雑貨などで、質の良い商品を安くという思いも以前と変わらない。

 移転前は2階で営業していた「喫茶なんだり」も、リサイクルショップ部分の奥へと移転し、10月10日にオープン。以前の店舗では急な階段の上り下りが必要だったが、移転後は1階になったため階段も少なく、利用しやすい環境を整えた。席数は10席で、手作りのランチメニューを提供するほか、営業しながら徐々にメニューを増やしていく予定だという。

 高村さんは「前の店舗は車がメインの通りにあったが、今は徒歩や自転車が多い通り。より安くなったという声も多くてうれしい」と話し、「この辺りはまちなかにあるリサイクルショップも少ない。これからも楽しく買い物ができる店を目指していく。購入はもちろん、買い取りも募集中。ぜひ立ち寄って」と呼び掛ける。

 リサイクルショップの営業時間は10時~18時、日曜定休。喫茶の営業時間は11時~18時、水曜・土曜・日曜定休。

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