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雫石で「ラッピング用オシャレのし」デビュー まちおこしセンターが開発

箱や袋を色鮮やかに包む「オシャレのし」。デザインは雫がモチーフ

箱や袋を色鮮やかに包む「オシャレのし」。デザインは雫がモチーフ

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 雫石町まちおこしセンターしずく×CAN(雫石町)は、贈り物や土産のラッピングに使うオリジナルのし紙「オシャレのし」を企画した。

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 きっかけとなったのは、「雫石町にあるたくさんの良いものを掛け合わせて土産や贈り物を作りたい」という思いだったという。オリジナル商品を一から作るというアイデアもあったが、町内の事業所や生産者、小売店などで扱っているものを生かし、それらを包むパッケージを作ろうと思いついた。中身の商品ではなく、包装で商品をより良く見せるまちおこしの一環として取り組む。

 同センター担当者の櫻田七海さんは「センターの中には産直コーナーがあり、町内の良いものを並べている。私たちが開発しなくてもすてきな商品がたくさんあるので、それならばパッケージを作ろうと思った」と話し、「良いものはあるがコラボレーションする機会が少ない。それぞれを組み合わせたギフトとしてお土産や贈り物に使ってもらえればとも考えていた」とも。

 包装紙やショップバックなどの候補もある中、「町内の人にたくさん使ってもらえるように」と、使いやすくコストが少ないのし紙を選んだ。デザインは雫石町に隣り合う滝沢市の「哲学堂」が手掛け、「雫(しずく)」がモチーフとなっている。色は全7色で、ピンクや黄色、水色などの明るい色のほか、ワインレッドやネイビーといった落ち着いた色もそろえ、贈り物の用途に合わせて選べるように工夫した。

 「オシャレのし」は今月10日からセンターでの販売を開始。商品を入れる袋や箱と「オシャレのし」を使ったラッピングは100円で行うほか、来月のバレンタインデーに合わせたバレンタインギフトの包装にも採用する。近隣店舗へもサンプルを配布し、町内での使用も呼び掛け。町内の店舗・事業所へは1枚50円、一般には1枚70円で販売する。

 櫻田さんは「主役は雫石にある魅力的なもの。それに彩りを添える存在として自由に使ってもらえればうれしい。大切な人へ雫石の良さを贈るきっかけにもしてもらいたい」と話す。

 3月までの営業時間は9時~17時。火曜休館。

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