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盛岡の飲食店がオリジナルクラフトビール発売 アメリカの醸造所と共同開発

「銀河鉄道の夜」をイメージしたインパクトのあるパッケージ

「銀河鉄道の夜」をイメージしたインパクトのあるパッケージ

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 ダイニングバー「Aeron Standard(アーロンスタンダード)」(盛岡市大通3)は、アメリカ・ポートランド州のブルワリー「CULMINATION BREWING(カルミネーション ブリューイング)」とコラボレーションしたオリジナルクラフトビール「GALAXY EXPRESS(ギャラクシーエクスプレス)」を6月18日、発売した。

フルーティーな香りと苦みのバランスが取れた味わいが特徴

 同ビールは同店の3周年記念を祝って企画されたもの。「ブルワリーの聖地」としても知られ、アメリカで移住したい街としても人気が高いポートランドからヒントを得て、若い世代の人口流出が進む岩手を「移住したい街ナンバー1」にしたいという思いから実現。「CULMINATION BREWING」と飲食店との共同開発は全国で初の試みとなる。

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 代表の沢風光行さんは「一昨年、研修でポートランドを訪れた際に機会があればオリジナルビールを造りたいという気持ちが生まれた。店のテーマが『岩手×世界』なので、ポートランドのおいしいビールと共に岩手と盛岡の魅力を発信したい」と話す。

 名前の「GALAXY EXPRESS」は宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」をイメージした名前とパッケージで製作。ホップも「ギャラクシーホップ」という品種を使い、フローラルでフルーティーな香りと、ほどよい苦味のバランスが取れた味が特徴で、クラフトビール好きだけでなく普段はあまりビールを飲まない人にも飲みやすいように仕上げた。販売数は355ミリリットル入りの缶3600本で、18日の発売から人気を集め、1日に数十本売れることもあるという。7月上旬からは「Aeron Standard」のみでドラフトでの提供も行う予定。

 沢風さんは「良い反響があれば今後も続けていきたいプロジェクト。今度はどのようなビールにするかといった構想もある。店の近くに来た時には気軽に立ち寄って、味わってもらえれば」と呼び掛ける。

 価格は800円。盛岡では「Aeron Standard」のほか、姉妹店の「Aeron Coffee&Beer Stand」と「AFTER」の3店で提供する。