つなぎ温泉の観光案内所が移転-宿泊客減少歯止めに新たな一手

岩手県内の大学生が企画したチャレンジショップの店内。メーンは工芸品

岩手県内の大学生が企画したチャレンジショップの店内。メーンは工芸品

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 盛岡の奥座敷として知られる「つなぎ温泉郷」の入り口に7月19日、「つなぎ温泉観光案内所」(盛岡市つなぎ、TEL 019-689-2109)が移転、リニューアルオープンした。

 以前は温泉街の中心部に構えていた同案内所を「より多くの観光客とふれあえるように」と温泉郷の入り口に実験的に移転。ここ数年の観光客数の減少や利用客が温泉旅館に閉じこもりがちになるといった、現在、同温泉郷が抱える問題を改善するために、同協会が新たな一手に打って出た。

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 同協会の三浦英敏さんは「ここは年間40万人を集客する温泉だが、それでも宿泊客は年々減少している。滞在型観光の魅力を取り戻せるように多角的な取り組みを仕掛けたい」と話す。

 案内所内の移転リニューアルの目玉として、学生NPO法人の「学生ビジニティいわて」(上田4)が企画した工芸品の展示販売スペースや昭和の雰囲気を再現した無料の休憩スペースなどを設けた。同NPO法人の佐々木正人理事長(岩手県立大学4年)は「休憩する時間で人との会話や盛岡周辺の風情を楽しんでほしい。人が交流し、思い出を作れる場所にしたい」と話す。木工や陶器、ガラス細工など、展示されている工芸品は岩手山麓工芸会(滝沢村)の会員や盛岡市の工芸職人8人の作品が持ち寄られ、休憩に訪れる利用客の目を楽しませている。

 今回の観光案内所移転は、同協会が中心となって実施する「健康・癒し型滞在観光推進事業」を受けての取り組み。同事業は同協会が主体となり、盛岡地方振興局、盛岡市、学生ビジニティいわての4団体が連携して取り組み、今年度から2010年度までの3年間で、滞在型観光の推進のためにさまざまな実験活動を行う予定。

 今後は「昭和の雰囲気」を基本コンセプトに、大学生と地元住民との連携を取りながら、ネパールコーヒーショップや出張工房の体験ブースの開設など、施設やサービスを整えていくとしている。

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