10月21日、「人口日本一の村」滝沢村が市に移行することにより、日本一となる沖縄県読谷村から空手道場の児童ら一行が滝沢村役場を訪れ、伝統空手の演舞を披露した。
現在滝沢村の人口は約5万5000人で「人口日本一の村」だが、2014年1月1日の市移行により、約4万600人(9月末時点)の読谷村が日本一の村となる。日本一の村を子どもたちに見せようと市移行を前に、沖縄空手道協会読谷道場から小中学生ら15人が滝沢村を表敬訪問した。同道場館長の上地榮さんは「滝沢村が市になった瞬間、読谷村が人口日本一となる。まず、日本一の村を見てこようとここに来た。滝沢村の日本一の村づくりを参考にしていきたい」とあいさつ。型や組手など伝統空手を柳村典秀滝沢村長らの前で披露した。
一行は滝沢村立姥屋敷小中学校も訪問し、滝沢村の子どもたちとも交流。チャグチャグスポーツクラブとも空手を通して交流を図った。柳村村長は「互いに切磋琢磨(せっさたくま)していい自治体をつくっていければ。これを契機にさまざまな文化交流をしていきたい」と話す。