自治体や教育機関、民間企業などが協働で地域の発展に取り組む「いわて未来づくり機構」(共同代表=達増拓也知事ほか)は12月18日、新たに震災復興対策としてホームページ「いわて三陸 復興のかけ橋」を開設した。
これまで地域産品の高付加価値化やブランド化、人材育成など5つの作業部会で活動してきたが、震災を背景に今年10月、6つめの部会として「公募型復興企画推進作業部会」を設置。被災地からの支援ニーズや被災地への中長期的な復興支援企画など、岩手三陸沿岸の復興に関わるニーズと支援を、専用ホームページを通じて公募する。
支援の要請と提案のマッチングが基本で、寄せられた情報は全て公開し、共有する。
同機構の作業部会担当者は「支援のニーズと支援を引き合わせるのが基本。仮設店舗ににぎわいを生み出すアートペインティングなど、すでにいくつかの提案やアイデアも届き始めている」と話す。
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