地元食材にこだわったパンを製造・販売する「ぱん屋 ひろよし」(盛岡市茶畑)がさつま揚げを使ったご当地バーガー「食べ鱈ヘルseaバーガー(たべたらへるしーばーがー)」を考案し、5月14日からクロステラス盛岡(大通3)で試験販売する。
同品はさつま揚げをハンバーグに見立てた変わり種バーガー。食品加工業「丸徳」(宮古市)が作る三陸タラを100%原料にした同社のさつま揚げ「三陸揚げ」を使用し、同じ宮古市の特産品として注目される海藻のアカモクをマヨネーズと和えた特製タルタルソースと照り焼きソースで味付けした。
もともと、丸徳の練りもののファンだったという店主の廣田宜之さん。「パンとこのさつま揚げの相性はいいと思っていた」という予想通り、「びっくりする意外性を感じる味」と自信をみせる。「魚介類を使うことから肉に比べてローカロリーヘルシー」とも。試験販売後には同店での本格販売を予定している。
試験販売は産地直売所「賢治の大地館」で16日まで。期間中、1個350円で1日限定50個を販売する。