全国で古着リサイクル店「ドンドンダウン・オン・ウェンズデイ」を展開するヘイプ(盛岡市開運橋通1、TEL 019-621-8250)は8月7日、盛岡・月ヶ丘店に古着のリメークコーナーを設置した。
この取り組みは、「エコかわいい」を合い言葉に、同社のCSR活動の一環として、古着に親しむ若い世代に環境問題への関心をアピールする目的で企画したもの。売れ残った古着に刺しゅうで「デコ」を施したり、ばらした布で小物を作るなど、古着から新たに作り替えるリメークを提案する。
今年6月には、社内で「リメークチーム」を結成。誰にでも簡単にできるリメーク方法を検討し、店頭で配布する手作りのフリーペーパーで作り方を紹介する。既にエコバッグやシュシュ、コサージュなど10種類ほどを提案している。
リメークコーナーの設置は、先行して7月下旬に東京・小金井店で実施。8月に入ってから、盛岡の月ヶ丘店店頭にも開設した。8月中には同津志田店でも展開を予定する。
同社広報部の菊池直之さんは「(当社最安値の)100円まで下がった古着でも、活用の仕方によってはまだまだ使えることを提案してみた。店をよく訪れる20代~30代の女性に、これまで以上に環境問題に関心をもってもらえれば」と話す。「テレビや新聞では、自動車や食品加工など、メーカー系の環境問題への取り組みは広く紹介されているが、実は古着の世界も環境問題に対して積極的にアプローチしていることを知ってほしい」とも。
営業時間は10時~22時。