雫石町が1月4日、ショートドラマムービー「雫石留学」第1話を公開した。
同町が観光利用客減少に歯止めをかけようと2011年から取り組む「雫石町観光交流活性化行動計画」の情報発信事業の一環として制作。雫石の景色や行事、町民にフォーカスした映像配信で、観光客誘致、移住促進を図る狙い。
動画は約8分で、東京在住の女子大学生が休学して、雫石町で田舎生活を体験するために1年間留学するというストーリー。撮影には町民も参加し、同町の自然環境や人の暮らしぶりなどを盛り込み、ロケ地誘致も視野に入れる。
同町観光商工課の岩井真晴さんは「首都圏から訪れた方が雫石の暮らし方を知り、第2のふるさとと思ってもらえるようになればうれしい。観光や移住につながれば」と期待を寄せる。「岩手出身の人には拡散してもらって、より多くの人に見てほしい」とも。
動画配信サイトユーチューブの「雫石町公式YouTubeチャンネル」で見ることができる。全6話公開予定。