「いわて冬期観光キャンペーン」のガイドブックとポスターが注目を集めている。
同キャンペーンは、「イーハトーブいわて冬物語~そういう旅に私はしたい。ときめきいわて」と題され、いわて観光キャンペーン推進協議会がJR東日本とタイアップし、1月1日から始めた岩手県初の冬季の観光キャンペーン。岩手県の魅力を打ち出し誘客の拡大を図ることを目的とし、首都圏などのJR東日本主要駅を中心に、ポスターの提出やガイドブックの配架などを行っている。
同協議会はより多くの人にポスターやガイドブックを見てもらえるようにと、花巻市石鳥谷町在住の漫画家・池野恋さんの代表作「ときめきトゥナイト」とコラボ。同作は1980年代から90年代にかけて少女漫画誌「りぼん」で連載され、シリーズ累計2800万部を発行しTVアニメ化もされた大ヒットコミック。
ガイドブックとポスターには、同作の主要キャラクターが描かれている。ポスターは全部で4種あり、首都圏には3種、岩手県内に1種掲出。ガイドブックは全部で2種あり、首都圏用と岩手県内にそれぞれ1種配架しているが入手困難になっているという。同協議会には早くもガイドブックを求めるメールが届いており、反響を呼んでいる。
プレゼントキャンペーンも行っており、岩手県全域、青森県八戸市、秋田県鹿角市・小坂町にある宿泊施設の領収書を引き換え施設に提示するオリジナルコラボグッズと引き換えることができる。先着1000人。
同協議会のある岩手県商工労働観光部観光課の宣伝誘客担当課長、菅原健司さんは「岩手の冬は旬を迎える毛ガニや、早採りわかめといった食材、地酒、雪遊びや祭りなどさまざまなコンテンツがある。寒いが岩手の冬の魅力を満喫してほしい」と呼び掛ける。
キャンペーンは3月31日まで。パンフレットはホームページからダウンロードできる。