「純米酒」だけを提供する屋台イベント「第1回とっくり屋台村」が10月5日、MOSSビル前広場(盛岡市大通2)で開催された。
「純米酒を愛し伝える会」として、盛岡市内の居酒屋有志による「純愛会」が主催した同イベント。「MASS」「扉door」「海ごはん しまか」「くるみ」「さらさら」「ごち」の7店舗が出店し、店ごとにおでんや煮込み、サンマ料理、串焼きなどの料理と純米酒を400円~500円の価格で提供。純米酒は岩手をはじめ四国や九州など幅広い銘柄がそろった。
11時にイベントが始まり、12時には満席になった。出店した「ごち」代表の照井寛幸さんは「おいしい肴(さかな)と純米酒を楽しんでもらいたく開催した。このイベントをきっかけに、料理と純米酒にこだわりをもった参加店に足を運んでもらえれば」と話す。
盛岡市内に住む30代の男性会社員は「普段、家ではパック酒なのでやっぱり純米酒はおいしい。屋台料理にもよく合って杯が進んだ」と赤ら顔で話した。