IGRいわて銀河鉄道(盛岡市上田1、TEL 019-654-1489)は10月13日・14日、鉄道運行業務を学び体験してもらおうと「ぎんがの鉄道学~IGR運行業務初級講座~」を開催する。
同企画では、IGR研修生として運行業務の一部を体験する。初日には、参加者に研修生として辞令が交付され、運行業務に携わるための適正検査の一部を体験。昼食は、ぎんが食堂ツアーで提供しているIGR各駅沿線のおいしいものが詰まった「各駅停食弁当3箱バージョン」を味わえる。2日目は、IGR運輸管理所実習として運転士乗務点呼見学のほか、出区点検、運転士案内放送、車掌ドアスイッチ開閉を体験する。また、実際の運行ダイヤの列車へ乗り、指導運転士の特別ガイドで線路見習を体験、普段入ることができない運転室からの眺めを楽しめる。制帽が貸与され、乗務員になった気分でIGR社員が実際に使用する手帳やダイヤ札を使いながら実際の業務の様子や鉄道運行について学べる。
同社事業企画部の浅井うららさんは「乗務員しか入れない場所に入れるなど、普段とは違う角度から鉄道を見ることができる機会。これを機により鉄道に親しんでもらえれば」と話す。
参加費用は2万9,000円。参加資格は高校生以上。定員は20人。