プレスリリース

元正榮北日本水産、山林火災の被害からの再起へ5,000万円を目標にクラウドファンディングを実施

リリース発行企業:元正榮北日本水産株式会社

情報提供:

元正榮北日本水産株式会社(以下、当社)は、2025年2月26日に発生した大船渡市山林火災による甚大な被害からの復興に向けて、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて5,000万円を目標に、2025年3月26日(水)より支援を募ります。
(プロジェクトURL:https://readyfor.jp/projects/ofunato_hisuiawabi




 当社は岩手県大船渡市三陸町にて、親子3代で約40年にわたり、あわびの完全陸上養殖に取り組んでまいりました。

東日本大震災当時の養殖場被災の様子
「三陸翡翠あわび」としてブランド化し、国内外へ販路を拡大してきた矢先の2011年、東日本大震災による津波で養殖施設が全壊。がれきの中から生き残った親あわびを探し出し、同じ場所で事業を再建し、約10年の歳月をかけてようやく震災前の売上水準に回復しました。




 また、大船渡市商工会議所とともに復興庁新ハンズオン支援事業の一環として「大船渡のあわび」という地域資源を文化的・歴史的側面から価値を高め、地域活性化に繋げる取り組みにも力を入れていました。


水槽で全滅したあわび
しかし、本年2月に発生した大船渡市山林火災により、資材置き場や海水くみ上げポンプが焼失。停電に伴う海水循環システムの停止により、約250万個の養殖あわびがほぼ全滅するという被害額約5~6億円相当の甚大な被害を受けました。あわびの養殖には最低でも3年の期間を要し、緊急用の資金も約半年で枯渇する見込みという厳しい状況になっています。




 そこで、被災から1ヶ月のこのタイミングで、クラウドファンディングに挑戦することを決めました。クラウドファンディングで集まった資金は、汚水処理や燃えてしまったポンプの修繕、資材置場の再建など、養殖再開に向けた基盤整備に充てられます。

 大船渡の誇りであるあわびを再び多くの方々の食卓に届けるため、復興に向けて一丸となって取り組んでまいります。


■クラウドファンディングプロジェクト概要
・タイトル:「二度の災害を乗り越えて - 三陸翡翠あわびの復活への挑戦」
・URL:https://readyfor.jp/projects/ofunato_hisuiawabi
・目標金額:5,000万円
・募集期間:2025年3月26日(水)9時から6月24日(火)23時 90日間
・資金使途:陸上養殖あわび事業の再建に係る費用(汚水処理、設備修繕、養殖再開準備等)
・形式:All in形式
※目標金額の達成の有無に関わらず、集まった支援金を受け取ることができる形式です。

詳細を見る


■元正榮北日本水産株式会社について
岩手県大船渡市三陸町に拠点を置く、あわびの完全陸上養殖を専門とする企業です。約40年前の創業以来、親子三代にわたり持続可能なあわび養殖技術を確立し、「三陸翡翠あわび」のブランド化に成功しました。
「肉厚、やわらか、キモまでうまい」が特徴のブランドあわびです。親貝の飼育・人工授精から食用サイズまで2年半から4年かけてあわびを生産しています。海水は地下海水をポンプでくみ上げ、陸上水槽にかけ流しているため、活あわびの通年産直出荷が可能です。

詳細を見る


■本件に関する問い合わせ先
元正榮北日本水産株式会社
TEL:0192-42-3056
Email:kitanihon423016@outlook.jp

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