駒ケ根子どもオーケストラ演奏会2024チラシ
一般社団法人エル・システマジャパン(所在地:東京都千代田区、代表理事:菊川 穣)は、「第3回エル・システマジャパン 駒ヶ根子どもオーケストラ演奏会2024」を、2024年12月8日(日)14時より、駒ヶ根市文化会館大ホールで開催いたします。駒ヶ根子どもオーケストラは12月8日(日)に「第3回エル・システマジャパン 駒ヶ根子どもオーケストラ演奏会2024」を開催します。
駒ヶ根子どもオーケストラは、県庁所在地からも離れた地域で、文化芸術に触れる機会が限られている状況の中で、学校、家庭、そして、子どもたちのもう一つの居場所としての役割を担いながら、子どもたちが真の意味で生きる力を育むために「音楽」を通して仲間と共に演奏することにより、協調性、忍耐力、自己表現力を学びながら練習を重ねています。
子どもたちが、積極的に、市内のいろいろな場所で演奏することで、地域の文化芸術が活性化され、音楽を通じてつながった子どもたちを中心に、世代を超えて、音楽が街に広がっていきます。この活動を通して、音楽であふれる心豊かな街づくりを目指しています。
今年6月に入団した17名のメンバーが演奏会デビュー果たすほか、第2部ではイギリスの作曲家、ホルスト、パーセル、ヘンデルの名曲を演奏します。後半はクリスマス色いっぱいの楽しいプログラムとなっています。
子どもたちの演奏をどうぞお楽しみください。皆様のご来場を心よりお待ちしています。
「第2回 エル・システマジャパン駒ヶ根子どもオーケストラ演奏会2023」より
「第3回エル・システマジャパン駒ヶ根子どもオーケストラ演奏会2024」コンサート概要
日時 2024年12月8日(日)開場 13時30分 開演 14時00分
会場 駒ヶ根市文化会館 大ホール
(〒399-4115 長野県駒ヶ根市上穂栄町23-1)
出演 駒ヶ根子どもオーケストラ
プログラム
アブデラザール組曲より第2曲ロンド(パーセル)
水上の音楽 第2組曲 HWV 349より第2曲「アラ・ホーンパイプ」(ヘンデル)
セントポール組曲 作品 29-2(ホルスト)
小さな世界、ジングルベル、もみの木、赤鼻のトナカイ 他
チケット 入場無料・自由席
※保護者同伴のもと未就学のお子様のご来場は可能ですが、他のお客様の鑑賞への
ご配慮をお願いいたします。
主催 駒ヶ根市、駒ヶ根市教育委員会、一般社団法人エル・システマジャパン
共催 公益財団法人駒ヶ根市文化財団
問合せ 駒ヶ根市教育委員会社会教育課 tel: 0265-83-2111
一般社団法人エル・システマジャパン
tel : 03-6811-7077 mail: info@elsistemajapan.org
駒ヶ根子どもオーケストラとは
学校、家庭、そして子供たちのもう一つの居場所としての役割を担いながら、子どもたちが真の意味で生きる力を育むために「音楽」を通して仲間と共に演奏することにより、協調性、忍耐力、自己表現力を学ぶ場となっています。また、週に一回のアンサンブルのレッスンでは、ピアラーニングを取り入れ、学年問わず、子どもたち同士で学ぶことに力を入れています。そして、子供たちそれぞれの個性を生かし、それを伸ばしていくことで、生きがいや夢を与え、人間力を高める指導法を実践しています。
県庁所在地からも離れた地域では、文化芸術に触れる機会も自主的にそういった機会に参加する仕組みも限られています。
子どもたちが、積極的に市内のいろいろな場所で演奏することで、地域の文化芸術が活性化され、音楽を通じてつながった子どもたちを中心に、世代を超えて音楽が街にひろがっています。駒ヶ根市には、JOCA(公益社団法人 青年海外協力協会)の本部もあり、国際交流の盛んな街でもあります。駒ヶ根子どもオーケストラの活動を通して、さらに、国際的でさまざまな国の音楽であふれる心豊かなまちづくりを目指します。
駒ヶ根子どもオーケストラが、地元に愛される団体となるよう、指導者、保護者、フェローが一丸となって、子どもたちを応援しています。
団体概要
団体名: 一般社団法人エル・システマジャパン
所在地: 〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-24 大栄堂第2ビル3F
代表者: 菊川 穣
設立: 2012年3月
URL: https://www.elsistemajapan.org/
エル・システマは、1975年、貧困や治安の悪化という問題を抱えていた南米ベネズエラで、子どもたちを守るために始まった音楽教育プログラム。現在では、70以上の国・地域でエル・システマの理念に基づいた音楽教育が実施されています。日本では、東日本大震災で被災した子どもたちが音楽での経験を通して、自信や尊厳を回復し自分の人生を切り開いていく力を育むことを当初の目的に、2012年よりエル・システマジャパンとして福島県相馬市で開始。2014年から岩手県大槌町、2017年より長野県駒ヶ根市、東京都、10周年を迎えた2022年からは大阪府豊中市、京都府舞鶴市と活動が拡大しています。また、2023年4月からは児童養護施設でのバイオリン教室の実施を音楽支援ボランティア団体「弦楽りぼん」と共に行っています。家庭の事情にかかわりなく、どんな子どもも音楽に触れられること、皆で奏でるオーケストラやコーラスの形で学んでいくことを大切にし、自己表現の場として、大事な居場所の一つとして、そして音楽が人と人をつなぐことを目指しており、ビジョンとして「誰もが自由で創造性を発揮できる共生社会」を掲げています。2022年国際交流基金地球市民賞受賞。