作品のイメージ
岩手県立高田松原津波復興祈念公園では、12月14日(土)に市民協働でコミュニティガーデン講座「葛(クズ)でカゴ編み」を開催します。みんなで考え、みんなでつくり、みんなが楽しむ、「みんなの花壇」づくりの冬のお楽しみ。公園内でクズを刈取り、つるを使ってカゴをつくります。今回からの参加も歓迎。どなたでもお気軽にご参加いただけます。
■開催日/12月14日(土)
■時間/10:00~12:30
■場所/岩手県立高田松原津波復興祈念公園管理事務所
■定員/事前受付 各日先着20名
■申込/電話(0192-22-8560)にて申込 12/11締切
■参加費/無料
■持ち物:ハサミ(剪定ばさみ、園芸ばさみ)、必要な方はお弁当
■講師/NPO法人 高田松原を守る会 小山 芳弘氏
■主催等/共催:NPO法人 Green Fields、陸前高田花の会、高田松原津波復興祈念公園マネジメント共同体(指定管理者)
協力:NPO法人 高田松原を守る会、NPO法人 Green Works、おおふなと花の会
※本事業は、令和6年度岩手県NPO等による復興支援事業(一般枠)の補助を受け実施するものです。
自然の素材で、ものづくり
つるは園内の古川沼周辺で採取(2024/11/26撮影)
自然素材を使ったつるカゴづくりに挑戦。講師は「高田松原を守る会」の小山氏。クズの生態や、高田松原での取り組みを紹介しつつ、園内でつるを採取。その後、会議室に移動して、講師の作品等を参考に思い思いの大きさ、形のカゴを編みます。希望者には、お昼を挟んで完成までフォローします。
高田松原で広がるクズ
高田松原の状況(2024/11/26撮影)
クズ(マメ科)は、山野に普通に見られるつる性の多年草。繁殖力強く、地面に覆いかぶさるように葉をひろげ生育範囲を広げます。樹木にも巻き付きながら絡みつき、枝葉全体を覆って生育を阻害し、枯死させてしまうことも。高田松原では、植栽されたマツがクズに覆われて枯れてしまうことが問題となっています。
活用方法を楽しく学ぶ
駆除が困難な雑草として厄介者扱いされるクズですが、古くは万葉集に詠まれるなど、日本人にとって身近な野草でした。根は漢方薬や葛粉(くずこ)として利用され、ツルの繊維からは葛布(くずふ)を織ることができます。本イベントは、つるカゴづくりを通して、楽しみながら活用方法を考える機会とします。
岩手県立高田松原津波復興祈念公園について
奇跡の一本松
高田松原津波復興祈念公園は、東日本大震災津波の犠牲者を追悼・鎮魂し、震災の事実と教訓を継承するとともに、まちづくりと一体となった地域の賑わいの再生に資することを基本理念としています。
<お問合せ>
岩手県立高田松原津波復興祈念公園管理事務所
〒029-2205 岩手県陸前高田市高田町字中宿24-3
TEL:0192-22-8560
FAX:0192-22-8568
<公園ホームページ>
https://iwate-fukkokinen-park.jp/
<公式SNS>
X:https://x.com/IwateTakataPark
Instagram:https://www.instagram.com/iwate_fukkokinen_park/
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<指定管理者>
高田松原津波復興祈念公園マネジメント共同体
共同体代表:一般財団法人 公園財団
構成員:特定非営利活動法人 緑の相談室