岩手県農林水産部流通課が中心となって構成する「岩手県食の復興推進チーム」は8月10日、「いわての食の復興応援サイト」を開設した。

　震災で打撃を受けた県内の食産業を情報面から支援するのが目的で、主に売り手と買い手のマッチングを進める。コンテンツは県内外で行われるマルシェなどイベントの出店情報やのぼり旗などPRグッズの貸し出し情報、被災した企業の復興状況を伝える情報欄も用意した。企業自らが情報の投稿もできる（承認制）。

　同課の金田一泰祥さんは「情報提供が中心。間に行政が入るのではなく、売りたい人と買いたい人が直接出会うことで、スムースな取引に結びつけてほしい。今後はECサイトや動画コンテンツなど内容を充実させて、いわての食のPRに努めていきたい」と話す。