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矢巾町の「ちゃぶ台返し世界大会」、被災地支援で資金難も無事開催へ

写真は昨年の様子。割烹着姿でスタートの合図「お父さんやめてー」の掛け声を掛けるのは、やはば百笑倶楽部の村松京子会長

写真は昨年の様子。割烹着姿でスタートの合図「お父さんやめてー」の掛け声を掛けるのは、やはば百笑倶楽部の村松京子会長

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 矢巾町ショッピングセンター(矢巾町)で7月23日、恒例の「ちゃぶ台がえし世界大会」が開催される。主催は矢巾町夏まつり実行委員会(TEL 019-661-2603)。

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 「ナニコレ珍百景」(MV珍)や「世界まるみえ!テレビ特捜部」などテレビでも大きく取り上げられ、全国的にも話題の同大会。毎年6月に行われているが、今年はプールしていたイベント運営資金を被災地支援に使ってしまったため一時は開催が危ぶまれていたが、全国各地から開催を望む声が寄せられるなどしたことから、同町の夏まつりの一環として6月に開催が決定した。

 ルールは例年通りで、小型のちゃぶ台をひっくり返し、上に載っているおもちゃの「ホットドッグ」の飛距離とパフォーマンスによる総合得点で競う。パフォーマンスの審査対象は、叫ぶメッセージや衣装、コスプレなど。過去には、女性の「プロポーズして」という声に応えて恋人の男性がその場でプロポーズし、実際に結婚した例も。

 実行委員の一人で同大会の広報宣伝部長の平野多佳子さんは「一時の自粛ムードもあって、延期を決めていたが、『こんな時だからこそやるべき』との声を多く頂いたので何とか開催できるようになった。鬱憤(うっぷん)を晴らすだけでなく、ハッピーな気持ちになってもらえれば」と話す。

 当日、会場には被災地の大槌町から伝統芸能「虎舞」のチームも訪れ、審査タイムに演舞を披露する予定。

 時間は17時30分~18時10分。参加は無料で、15人~20人程度を予定。当日16時30分から夏祭り本部で受け付ける。当日の問い合わせは同まつり本部(TEL 019-661-2951)まで。

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