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岩手大が城壁使ってCGメディアショー-古代の蝦夷をリアル投影

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岩手大が城壁使ってCGメディアショー-古代の蝦夷をリアル投影

政庁南門に投影されたCG作品

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 志波城古代公園(盛岡市上鹿妻五兵衛新田)で9月4日、岩手大学工学研究科デザイン・メディア工学専攻のチームによるコンピュータグラフィックショー「映像メディア・プロジェクションCG上映~いにしえの風とともに」が行われた。

初音ミクを使った映像ショー

 同ショーは、毎年行われる地域イベント「志波城まつり」(主催=盛岡市)の一環として前夜祭に行われたもの。市から地域活性化に関する依頼を受けた同大学の千葉則茂教授と学生らが昨年企画し、卒業制作に合わせてCG作品を作り上げた。研究名は、学官連携事業「岩手大学 地域課題解決プログラム」・研究テーマ「野外博物館の新しい展示手法・実験的総合芸術公開手法の研究(インスタレーションの可能性)」。

 映像は志波城の政庁南門の城壁に直接投影され、門の左右に続く塗り壁に火焔が燃えさかる様子を映したほか、草原に風が吹く風景や雷が落ちる様子など蝦夷と呼ばれた古代の盛岡地域の情景をリアルに映した。

 また、門の中央に投影された映像作品の中では、同大でビジュアルメディア研究を手がける本村健太教授が「いにしえの風」と題したCG作品を発表。レーザーアートやニンテンドーwiiのリモコンを使ったインタラクティブ映像、さらに今年8月で生誕3年目を迎えるデスクトップミュージックソフト「初音ミク」を使ったビジュアル作品「いにしえの風」を上映した。

 「地域活性化をきっかけに、映像技術と映像美術を融合させた研究として取り組んだ。日ごろは研究室にこもりがちな学生にとって、作った作品が一般に見てもらえて反応を得られる経験が一番大きいと思う」(本村教授)。

 志波城まつりは翌5日に本祭を迎え、坂上田村麻呂の入城行列などが行われた。

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