盛岡市内などで鮮魚店「田清(たせい)魚店」を展開する田清(盛岡市清水町)は、市内醸造メーカー浅沼醤油店(中ノ橋通)と「盛岡の西京着け」を共同開発した。8月から同店で販売を始めている。
みそは浅沼醤油店が提供し、田清が漬け込んで盛岡駅ビル・フェザン店や中三デパート店など市内9つの直売店で販売する。
赤みそが多いこともあり、もともと東北地域ではあまり消費されない西京漬けだが、地元の清酒メーカーのあさ開(大慈寺町)の米麹を使うことで、オリジナルのみそを開発。一人暮らしでも手軽に食べられるよう、フライパンで調理できるように工夫した。
魚は主に白身魚で、銀ダラやツボダイ、沖アブラメなど。季節によって魚を変え、現在はサーモンも使うという。
切り身で販売し、1切れ350円ほど。