盛岡・津志田のSCに沖縄物産店、客の注文に対応して品ぞろえ拡充

フードコートの一角を使って販売する「これいち沖縄・盛岡南店」。写真手前右の棚が「バナナケーキ」。

フードコートの一角を使って販売する「これいち沖縄・盛岡南店」。写真手前右の棚が「バナナケーキ」。

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 「盛岡ショッピングセンター・サンサ」(盛岡市津志田)に4月下旬にオープンした沖縄物産店「これいち沖縄・盛岡南店」(TEL 019-681-4661)が、沖縄ファンからの注文に対応するなどして客との交流を深めている。

石垣島の食べるラー油

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 仙台ヒルサイドアウトレット(宮城県仙台市)に本店(本社=J・プランニング)を置く同店が盛岡に進出したのは4月28日。「サンサ」のフードコートの一角で沖縄物産品約2,000アイテムの販売する。主力は食品で、土産品としても人気の紅いもタルト(756円)やサーターアンダギー(500円前後)のほか、105円から販売するお菓子の「ちんすこう」も人気だ。最近は「食べるラー油」ブームの影響で、「石垣島の食べるラー油(石垣牛入り)」(840円)は県内では同店のみ扱うことから問い合わせも多いという。

 「盛岡は、わたしたちよりも沖縄に詳しいお客さんが多い」と熊谷恵美店長。沖縄のご当地ヒーロー「琉神マブヤー」のフィギュア(1,260円)や、ロハスなデザインが施された琉球ぴらすのTシャツ(2,415円~)、宮古島モンテドールのバナナケーキ(945円)は客のリクエストに応えて仕入れたもので、売れ行きも上々という。

 ハイチュウやシゲキックスなど沖縄限定フレーバーの菓子類は、子ども向けに小分けにして販売するなど工夫する同店。現地沖縄と直接取引することから、価格についても「デパートの物産展よりも安い」と評判だ。今後は泡盛の販売も検討している。

 営業時間は10時~19時30分。

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