沖縄の家庭料理メーンの店が開店1カ月-チャンプルーなど豊富に

カウンターの奥には店主の工藤さんが集めた泡盛が並ぶ

カウンターの奥には店主の工藤さんが集めた泡盛が並ぶ

  • 0

  •  

 沖縄の家庭料理を提供する居酒屋「沖縄の台所 てぃあんだー」(盛岡市菜園2、TEL 019-658-8560)が開店1カ月を迎えた。

[広告]

 同店はチャンプルー類や沖縄そばなど、沖縄の家庭料理と泡盛を提供するお店として今年10月末にオープン。店主の工藤明洋さんは、盛岡市内の沖縄居酒屋に開店当初から携わっていたが、自分の店を持ちたいという夢と、勤めていた飲食店グループの勧めもあって今回の独立を決めたという。店名の「てぃあんだー」は手の脂の意で、手をかけて作った沖縄料理を指す。

 工藤さんは「知名度はまだまだだが、テレビ番組にも取り上げられて少しずつお客さんにも足を運んでいただけるようになった。北国にありながら南国沖縄の雰囲気を料理とお酒で感じていただけたらうれしい」と話している。

 メニューは、沖縄の「メーンディッシュ」ともいえるチャンプルー類が豊富で一般的なゴーヤーチャンプルー(700円)から沖縄以外ではあまり見られない「車麩」を使ったフーチャンプルー(600円)までそろえる。沖縄そば(680円)は岩手産の南部小麦を使用し、店主自らが打った手打ち麺を使用する。そのほか、海ぶどう(500円)、沖縄の県魚「グルクン」の唐揚げ(500円)、県民食ともいえるポーク玉子(500円)などのさかな類も揃える。「盛岡にはうちなぁんちゅ(沖縄出身の人)も少なからずいるので、その人たちに満足してもらえるよう、本場沖縄に負けない味を出していきたい」と工藤さん。冬期はゴーヤー入りの豚つくねを使った創作沖縄の鍋料理(要予約)にも挑戦するという。

 今年の春に3カ月ほどかけて沖縄の酒造会社を巡り、店主自らが泡盛選びに奔走した。現在、店では工藤さんが選んだ泡盛50銘柄をそろえる。中には宮古空港限定の「さしば」など「本土では手に入りにくい」銘柄も用意する。泡盛はグラスで380円台から。客単価は約3,000円。

 席数はカウンター=5席、テーブル席=1卓4席、小上がり=2卓11席。
 営業時間は17時30分~24時(週末は翌2時まで)。

石垣島の魚にこだわった海鮮料理店-那覇から戻り店開く(石垣経済新聞)チャレンジメニューの居酒屋がリニューアル-ご当地メニュー追加も(盛岡経済新聞)海人写真家がスライドトークショー、「海人ごはん」テーマに(那覇経済新聞)吉祥寺に南国イメージのアイランドバー、沖縄「二へデ」ビールも(吉祥寺経済新聞)沖縄のアイスクリーム「ブルーシール」が鎌倉に本州2号店(湘南経済新聞)

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース