盛岡市在住の書家、沢村澄子さんの書によるパフォーマンス「書くというヒミツ」が12月19日、岩手県公会堂(盛岡市内丸)で行われる。
同パフォーマンスは、同日に開催する「第3回・岩手県公会堂アートショウ+(プラス)」のプレイベント「Art Show Case Vol.3 沢村澄子展」のオープニングパフォーマンスとして行われるもの。同館26号室に広げる約5×7メートルの半紙に約30分間、筆が半紙を走る音と飛び散る墨汁で躍動感あふれる書を表現する。
会場には飛び散る墨汁から観客を守るために専用の透明なビニール製の囲いが 設置される。実行委員会スタッフは「コンセプトは書の『金網デスマッチ』。書という芸術を通して作家の『気』を持ち帰ってくれれば」と話す
上演時間は14時~15時。観覧無料。「沢村澄子展」は11時~18時、公会堂ギャラリー22号室(TEL 019-656-0242)で今月27日まで開催。