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MUSASHI選手が「みちプロ」のリングに凱旋 強くなった成長見せる

「強くなった姿を見てもらいたい。プロレスの楽しさも伝われば」とMUSASHI選手

「強くなった姿を見てもらいたい。プロレスの楽しさも伝われば」とMUSASHI選手

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 全日本プロレス所属で滝沢市出身のMUSASHI選手が、11月2日に岩手県営体育館(盛岡市青山)で行われる「みちのくプロレス(以下、みちプロ)」の大会「GRANDE UNO~グランデ・ウノ2025」に出場する。

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 MUSASHI選手は2010(平成22)年にみちプロのリングでデビュー。2024年2月末で同団体との契約が満了し、卒業という形で団体を離れ、同年7月に全日本プロレス入団。今年8月24日には後楽園ホールでデビュー15周年記念試合を行い、吉岡世起選手とタッグを組み、みちプロのザ・グレート・サスケ選手、のはしたろう選手と対戦し、勝利を収めた。試合後、両選手は「強くなった」とMUSASHI選手の成長をたたえている。

 「さまざまな経験ができて、毎日充実しているが、まだ満足な活躍はできていない。15周年も通過点だと思っている」と振り返るMUSASHI選手。「サスケさんとのはしさんに勝てたのは大きい。2人には『弱くなったな』『みちプロを出て、これまで何をやってきたんだ』と思われるのが嫌だったので」と笑顔を見せる。

 「GRANDE UNO~グランデ・ウノ2025」の出場は、みちプロの先輩・ラッセ選手からの要請を受けて決意。同選手とタッグを組み、「東北タッグ」王座決定戦に臨む。MUSASHI選手は「みちプロは実家。自分を必要としてくれるなら、何度でも駆け付けたい」と話す。

 相手は大瀬良泰貴選手、ARASHI選手組。MUSASHI選手はみちプロ時代に大瀬良選手を指導していた。現在は悪役としても活躍する大瀬良選手に対し、「自分が指導していた頃と変わって、悪い大人になってしまった」とMUSASHI選手。「先輩として、『そう簡単にいくかよ』という試合をしたい」と意気込む。ARASHI選手とは初めての対戦。「本当に未知数の選手。みちプロは若い選手や新しい選手が引っ張っていて、全体的に雰囲気が変わった。戦うのが楽しみ」と話す。

 MUSASHI選手が岩手で試合をするのは昨年11月に行われた全日本プロレスの「世界最強タッグ決定リーグ戦2024」以来、1年ぶり。みちプロのリングでの試合は1年7カ月ぶりとなる。9月には「GRANDE UNO~グランデ・ウノ2025」への参加表明のため、みちプロのリングに立った。「リングから会場を見た時、懐かしさもあったが、客層が変わったようにも感じた。自分のことをまだ知らない人に『この選手強いな』『岩手・滝沢出身でこんな選手がいるんだ』と驚いてもらいたい。そして、プロレスの楽しさ、素晴らしさを観客の皆さんに伝えられれば」と話す。

 13時開場、14時開始。前売り料金は、リングサイド(4、5列目)・2階最前列=8,000円、指定席(6列目以降)=6,000円、2階指定席(2~5列目)=5,000円、2階自由席=4,000円(以上、当日は500円増し)。高校生以下は半額、65歳以上・幼児は無料。みちのくプロレスオンラインショップなどで取り扱う。

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