雫石町産の無添加「黒大豆しょうゆ」本格販売開始-早くも話題に

本格発売される「南部小麦と黒千石大豆しょうゆ」の200ミリリットル入りボトル。写真左は原料の黒千石大豆

本格発売される「南部小麦と黒千石大豆しょうゆ」の200ミリリットル入りボトル。写真左は原料の黒千石大豆

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 自然栽培の地元素材を使った無添加の加工食品開発に取り組む「わかふじ農産」(雫石町西根堀切、TEL 019-691-5811)が2月末から、「南部小麦と黒千石大豆しょうゆ」の本格販売に乗り出した。

 同社は2007年7月、農商連携の中で同商品を試験的に3,000本を製造。町内の道の駅や産地直売所などで限定販売したところ、地元住民や関連業者から大きな反響を得たという。

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 これを受け同社では、昨年から本格販売に向けて生産量を拡大。同社広報担当者は「しょうゆのうま味とコクを引き出すためにしっかりと熟成期間をとったため、試作品よりも良い出来栄え」と自信を見せる。

 主原料となる「黒千石大豆」は、飼料種の黒目千石(産地=二戸市)を雫石町が独自に品種改良したもの。飼料用植物の生命力を持ちながら、小豆に似た甘さと濃厚な穀物風味が特徴で、名前は「大豆」ながら小豆程度の小ぶりな果肉で、味噌やしょうゆへの加工の他に納豆や豆パンなど、さまざまな加工食品への応用が期待されている。

 「黒千石大豆しょうゆ」は、すでに小売業者からの注文が多く寄せられているほか、販売開始を聞きつけた消費者が買い求めているという。

 同社と同町商工会では、これを機に同商品を雫石町の特産品としてブランド化する方針。「町内限定」で5,000本を販売するほか、3月下旬には「まいしょうゆ」として、携帯に便利な100ミリリットル入りのボトル販売も予定している。

 商工会の若林武文さんは「ここまでこだわりをもった商品を町内外の多くの人たちに楽しんでもらいたい。本当においしいからぜひ試してほしい」とアピールする。

 「黒千石大豆しょうゆ」は200ミリリットル入りで340円。同町の「道の駅・雫石あねっこ」や「産直松の実」などで販売する。