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子どもたちの塗り絵で「アイーナ」がライトアップ 想像力が夜空に輝く

12月5日までのライトアップは「岩手の色」をイメージしたあかりさんの作品

12月5日までのライトアップは「岩手の色」をイメージしたあかりさんの作品

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 いわて県民情報交流センター「アイーナ」(盛岡市盛岡駅西通1)で現在、子どもたちの塗り絵をガラス面のライトアップで再現する「いろいろアイーナ ~わたしのぬり絵が光になったよ 2023-2024~」が行われている。

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 10月に同施設で開かれた「アイーナ お絵かき大会!」で施設外観の塗り絵を用意し、子どもたちが自由に色を付ける形で募集した作品の中から11点をライトアップで再現する。2018(平成30)年に始まり、冬の恒例行事として子どもたちにも定着し、塗り絵をする段階でライトアップを想像して楽しむ様子や、「選ばれますように」と願いを込める様子も見られたという。

 ライトアップに使う施設のガラス面は普段は白色の照明を点灯しているが、ライトアップ期間中は施設内のホールで使用する照明用の色付きフィルムを乗せて色を付ける。数多くの色の種類から、子どもたちの塗り絵を忠実に再現するため、スタッフらも調整を重ねているという。

 今年のライトアップ作品は、「岩手の色」(あかりさん)、「すいか。」(ゆうみさん)、「にじいろでんしゃ」(なぎささん)、「よぞらのアイーナ」(れいさん)、「あかるいたいよう」(ひびきさん)、「カラフルたち」(はるきさん)、「かきごおりのあじ」(ふうなさん)、「アイーナににあういろ」(みくさん)、「こおりのおうこく。」(ことさん)、「いろいろないろ」(りゅうきさん)、「からふる」(こはるさん)。期間中は、各週1作品を金曜~火曜に点灯する。12月23日~25日は「アイーナ ~メリークリスマス~」と題して緑と赤のクリスマスカラーにライトアップする。

 同施設の担当者は「当選の連絡をした時、電話越しに大喜びしていた子どもたちの声が今でもすぐに思い出せる。今年は岩手をイメージしたものや食べ物をモチーフにしたものなど、子どもたちの発想力や想像力が輝く、素晴らしい作品が集まった。盛岡の冬のイルミネーションの一つとして広く市民にも定着すればうれしい」と笑顔を見せる。

 点灯時間は16時30分~21時30分。今後のライトアップスケジュールとモチーフになった塗り絵作品はウェブサイトで紹介する。ライトアップは2月27日まで(12月26日~1月4日は休止)。

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