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盛岡・ZOOMOの入園者、8年ぶりに18万人突破 愛される動物園目指して

18万人突破を知らせるX(旧ツイッター)の投稿には温かい声が寄せられた

18万人突破を知らせるX(旧ツイッター)の投稿には温かい声が寄せられた

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 盛岡動物公園ZOOMO(盛岡市新庄)のリニューアル開園後の入園者数が、11月23日に18万人を突破した。

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 同園は4月20日にリニューアル開園。その後、7月2日の夕方に入園者数10万人を達成。6月と7月には園内へのクマ侵入による臨時休園期間がありながらも、開園から2カ月ほどで10万人が訪れたことには驚きの声が集まった。

 同園の年間入園者数が18万人を超えるのは、リニューアル前の2015(平成27)年以来、8年ぶりになる。職員らも18万人突破が決まるまで2週間ほど心待ちにしていたが、悪天候の影響などにより入園者数が伸びずにやきもきしながら過ごしたという。23日の夕方時点で18万人突破が確定。同日時点での入園者数は18万1259人だった。X(旧ツイッター)に18万人突破の報告を投稿すると、「この18万人の中に自分がいると思うと感慨深い」「他の方にもお勧めする」といった温かい声が寄せられた。今後は売店に18万人突破記念コーナーも作る予定。

 広報担当の森敦子さんは「リニューアル開園から、あっという間に1年が過ぎようとしている。多くの皆さんに来園してもらい、感謝の気持ちでいっぱい。さらに愛される動物園にするため、皆さんの要望に応えながらより良い施設にしたい」と話す。

 2023年度の入園者数目標は20万人。リニューアル前も含め、これまでの年間最多入園者数は同園が開園した1989(平成元)年度の26万人で、今まで一度も塗り替えられていない。本年度からは冬季休園の期間を設けず、11月~3月をウインターシーズンとして通年開園していることから、今後の入園者数の伸びにも期待がかかる。その一方で、同園は山の上にあり、厳しい寒さや積雪の懸念もあるという。

 同園ではリニューアル後から「ZOOMOの使い方は十人十色」というアピールを続けてきた。「入園してすぐの場所にあるZOOMOBASEにはまきストーブもあり、炎を見ながらのんびりするのもお勧めの使い方」と森さん。「ニホンツキノワグマの冬眠ガイドなど冬ならではのイベントも開催するので、冬の動物たちを楽しみに来園してもらえれば」と呼びかける。

 開園時間は10時~16時(入園は15時30分まで)。水曜・木曜休園(祝日の場合は開園)。入園料は高校生以上=1,000円、小・中学生=500円。

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