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盛岡で「浄土ケ浜いいイロフェア」 色を通じて宮古の魅力と商品を発信

「浄土ケ浜エターナルグリーン」を取り入れた商品など

「浄土ケ浜エターナルグリーン」を取り入れた商品など

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 「クロステラス盛岡」(盛岡市大通3)1階シルヴァンプラザで3月11日・12日、「浄土ケ浜いいイロフェア」が開催される。

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 宮古市の2022年度地域プロモーション事業「三陸宮古のいいイロプロモーション」の一環として開く。同市では、地域特有の文化や自然環境などを色で表現する日本地域色協会と協働し、市の景勝地、浄土ケ浜をテーマとした地域色「浄土ケ浜エターナルグリーン」を2021年に選定。遊覧船「うみねこ丸」の船体カラーに採用されるなど、シティプロモーションのシンボルとなっている。

 「三陸宮古のいいイロプロモーション」の中で発足した「トータンカラープロジェクト」では、U・Iターンした20代4人がチームを組み、地域事業者と共に浄土ケ浜エターナルグリーンを活用した商品開発に取り組んでいる。宮古市が本州最東端であることと、色を使った取り組みであることから名付けた。同フェアでは、プロジェクトが開発した商品をお披露目する。

 今回お披露目するのは、アカモク入りチョコクッキーなどの焼き菓子とドリップコーヒーをセットにしてうみねこ丸のペーパークラフトパッケージに入れた「すすめ!宮古うみねこ丸」(西野屋)、浄土ケ浜エターナルグリーンをパッケージに取り入れた「よりどりギフト」(中村屋せんべい店)、既存商品に地域色の要素を加えた「ダウンブランケットトートバッグ」(クラスター)、「カードケース・IDケース」(エフリカ)の4点。

 チームメンバーの吉浜知輝さんは「色を使って無理に新しい商品を開発するのではなく、今あるものを生かして、事業者が抱える困り事が解決できるようなアイデアを提案するよう心がけた」と話す。チームでは事業者からの「お土産用ギフトを作りたい」「若年層に手に取ってもらいたい」といった思いを受けて、企画に取り組んだ。

 今回は地元宮古市と盛岡に会場を設ける。盛岡は宮古と隣接し、1時間ほどで行き来できる距離で、宮古出身者や関係者も多いことから選んだという。盛岡会場では宮古の物産品も販売。新しい商品を中心にチームメンバーが選定を行った。

 浄土ケ浜エターナルグリーンを生かした商品は今後も増やしていく予定。吉浜さんは「まずは色を使った取り組みを知ってもらいたい。そして一緒に楽しんで、応援してもらえたら」と呼びかける。

 開催時間は10時~18時。

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