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「盛岡という星で」オリジナル婚姻届発売 学生が発案、準備期間も楽しんで

「盛岡で結婚する2人に準備期間から楽しんでもらいたい」と呼びかける学生の皆さん

「盛岡で結婚する2人に準備期間から楽しんでもらいたい」と呼びかける学生の皆さん

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 盛岡市の関係人口交流拠点「盛岡という星で BASE STATION」(盛岡市菜園1)を運営する「盛岡という星で BASE STATION 運営協議会」と、「MCL 盛岡外語観光&ブライダル専門学校」が共同で企画・制作した「盛岡という星でオリジナル婚姻届」が2月7日に発売された。

盛岡ならではのモチーフがちりばめられたオリジナル婚姻届

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 オリジナル婚姻届のアイデアは、ブライダルビジネス科の5人が考案。商品化企画の授業の中で、「盛岡で結婚する2人に、準備の時間ももっと楽しんでもらいたい」という思いから、ブライダルらしいアイテムとしてオリジナル婚姻届を思い付いたという。

 関係人口・交流人口の拡大や移住・定住の促進などを目的としたプロジェクト「盛岡という星で」との共同企画は、学生側からの提案だった。授業の中で同プロジェクトについて知った学生たちは、「盛岡に関連するプロジェクトと共同で取り組むことで、盛岡らしいものが作れるのではないか」と考えたという。今回は、同プロジェクトのSNS投稿やイベントの企画などを担当する「盛岡という星で編集部」がデザイン・企画面で学生をサポートした。

 オリジナル婚姻届には、開運橋や盛岡城跡の石垣などの風景、盛岡三大麺、材木町の「よ市」、南部鉄器など市内の風景や名物が手描きのイラストで描かれている。イラストにするモチーフについては、学生チームで出し合ったほか、校内でアンケートを取って選んだ。

 学生チームのリーダーを務める岩渕晴香さんは「5人で盛岡について話し合う中で、盛岡の柔らかさや過ごしやすさを表現するなら手描きのイラストで、温かい色合いが良いと思い付いた。結婚は華やかなものなので、かわいらしく、わくわくするものにも仕上げたかった」と話す。完成した婚姻届を見た学生たちは「想像していたよりも盛岡らしさがあって、かわいい」「『婚姻届を作れたらすごくない?』という軽い気持ちで始めたが、すてきなものが完成してうれしい」「卒業前に良い思い出になった」と喜びの声を上げた。

 「盛岡という星で BASE STATION 運営協議会」の担当者・天間苑佳さんは「移住定住のきっかけの一つには結婚があり、私たちの中にもオリジナルの婚姻届を作りたいという考えは以前から出ていた。今回、学生の皆さんの提案で一緒に作ることができて私たちもうれしい」と話す。

 オリジナル婚姻届には、学生たちが作ったウエディングフォトが撮影できる盛岡近隣のフォトスポットを紹介するマップにアクセスできるQRコードを載せたカードも添える。岩渕さんは「ブライダルに関連して学生の私たちが今できることって何だろうと、たくさん考えて取り組んできた。結婚を一つのイベントとして、準備のところから楽しんで」と呼びかける。

 価格は2枚入りで1,000円。限定200セット。「盛岡という星で BASE STATION」の受付と、オンラインストアで取り扱う。

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