盛岡市中心市街地エリアを会場としたイルミネーションイベント「もりおかイルミネーションブライト 2022-2023」が、12月16日に始まった。
今年度初開催となる同イベント。観光客が減少する冬季に市内外からの誘客を促進するとともに、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた地域経済の回復と活性化や、商店街のにぎわい創出などにつなげるため、中心市街地の7つの会場でイルミネーションを点灯する。
メイン会場となる盛岡城跡公園盛岡歴史文化館前広場では16日に点灯式を行い、谷藤裕明市長ほか関係者らが出席。司会者の合図で点灯ボタンを押すと、広場に飾られたイルミネーションに一斉に光が付いた。雪がちらつく厳しい寒さの中だったが、会場が温かな色の光で包まれると来場者からは歓声が上がった。
メイン会場は約9万球のLED電球で飾られ、高さ5.5メートルのドーム型イルミネーションや、約40メートルの光のトンネルも設置。来場者はドームやトンネルに入り、写真や動画を撮るなど思い思いに楽しむ様子が見られた。
メイン会場以外では、盛岡駅前通商店街、木伏緑地、材木町商店街、大通商店街、肴町商店街、八幡町通りで期間中に順次イルミネーションを点灯する。谷藤市長は点灯式の中で「冬の盛岡を光でつなぐ初めての試み。今後、各会場で趣向を凝らしたイルミネーションが始まるので、足を運んでもらいたい。冬の盛岡をみんなで盛り上げよう」とあいさつした。
メイン会場の点灯時間は17時~22時。来年2月18日まで。各会場により点灯時期・時間が異なる。最新情報はイベントの公式インスタグラムとウェブサイトで発信する。