盛岡市は9月9日、健康づくりアプリ「MORI-WALKER(モリウオーカー)」をリリースした。
市は、全ての市民がスポーツに親しみ、スポーツを通じて健康で生き生きと暮らすことができる街づくりを目指し、「盛岡市スポーツ推進計画」に取り組んでいる。昨年度、同計画を進めるためのアクションプランを策定し、その一つにウオーキングを核とした健康作りの推進があり、楽しみながら健康づくりを行うためのスマートフォン向けアプリをリリースした。
アプリの名称「MORI-WALKER」は、盛岡と「歩く人(ウオーカー)」をかけたもの。同アプリではスマートフォンに搭載されている歩数計機能と連携し、当日の歩数を表示する。1日当たりの目標歩数はユーザーが設定でき、1日4000歩から歩数に応じて健康ポイントが加算される。上限は8000歩で200健康ポイント。
1000健康ポイント以上たまった上で、QRコード決済サービス「MORIO Pay(モリオペイ)」のアプリと連携することで、モリオペイポイントを取得できる抽選に応募できる。連携した後は一口1000健康ポイントで自動的に応募される。
このほか、毎日の体重・血圧、検診・健診の結果を記録できる機能や、歩数などのランキング機能、健康づくり関連イベントへの参加で健康ポイントを獲得できる機能、アプリに実装された市内のウオーキングコースを実際に歩くリアルウオーキング機能、歩いた歩数に応じて仮想コースを進むバーチャルウオーキング機能を搭載する。
今後はイベントでのアプリの活用や、バーチャルウオーキングコースの充実などを進めていく予定。市スポーツ推進課の中村悠介さんは「ユニークな機能も多いので、アプリを使って楽しみながら継続した健康づくりに取り組んでもらえれば」と呼びかける。