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盛岡城跡公園で「北のクラフトフェア」開催へ 出展者選考委員に皆川明さんら

「北のクラフトフェア」のロゴマーク

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 盛岡城跡公園芝生広場(盛岡市内丸)で10月8日~10日、「北のクラフトフェア」が開かれる。現在、出展者を募集している。

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 盛岡城跡公園芝生広場では、民間の力を借りて都市公園を整備する「公募設置管理制度(Park-PFI)」を活用した整備事業が進んでいる。事業者には、ファッションブランド「ミナ ペルホネン」を運営する「ミナ」(東京都港区)が選ばれ、広場や植栽、公衆トイレの整備のほかカフェやギャラリー、地場産品などを扱う売店を併設した複合施設「ホホホの森」の設置を計画している。

 ミナ ペルホネンのデザイナー・皆川明さんの「盛岡でクラフト市を開いてみたい」という思いを受け、ホホホの森の設置を応援する有志が実行委員会を立ち上げ、皆川さんと協力しながら企画を進めた。8日・9日は出展者による作品展示販売、10日はトークセッションなどのイベントを行う。

 実行委員会にはクラフト関連イベントの運営・出展経験者が加わる。メンバーの木村敦子さんは「芝生広場での事業についてはさまざまな意見があってもいい。現状はうまく活用されてない部分がある。まず活用することから始めて、芝生広場をみんなで楽しみ、魅力を再発見しようという思いを込めた」と話す。

 全国で開催されているクラフト市が個人作家の登竜門になっている点に着目。出展者を広く募集し、選考委員による審査を行うこととした。選考委員は皆川さんのほか、木工デザイナーの三谷龍二さん、「ひとり問屋」として活動する「スタジオ木瓜」の日野明子さん、デザイン活動家のナガオカケンメイさん、光原社など6者。応募者には審査会の講評をフィードバックする。

 木村さんは「作家の皆さんにとっては選考委員に作品を見てもらうチャンス。出展を誇れるイベントにしたい。来場者には、熱のこもった作品が集まるのを楽しみにしていてほしい。事業を進める側と広場を利用する側が互いを知るきっかけになれば」と呼びかける。

 応募条件は原則として個人であること、本人制作のオリジナル作品であること、出展者が搬入・搬出・ブース管理を行うことなど。応募要項はホームページに掲載する。選考料は2,000円、出展料(2日間)は1万8,000円。応募はウェブエントリーが4月10日17時まで。選考書類は同日消印有効。

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