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学生たちが盛岡の食材使ったレシピ開発 「シェフのたまごコンテスト」

グランプリを獲得した「スパイスを効かせた林檎ポーク~彩野菜のカレーディップ添え~」と「ポテ・ポンム」

グランプリを獲得した「スパイスを効かせた林檎ポーク~彩野菜のカレーディップ添え~」と「ポテ・ポンム」

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 ホテルメトロポリタン盛岡ニューウィング(盛岡市盛岡駅前北通)で10月29日、盛岡市内の調理師専門学生が参加するレシピコンテスト「シェフのたまごコンテスト最終審査会」が行われた。

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 盛岡市では、盛岡駅を舞台に市の特産食材を年間を通して楽しむイベント「もりおかグリーンフェスティバル2021」を展開。その一環として「シェフのたまごコンテスト」を今年初開催した。コンテストでは特産食材をテーマに使い、学生たちがレシピを考案。グランプリ作品がプロのシェフによって商品化される。

 コンテストには菜園調理師専門学校と北日本ハイテクニカルクッキングカレッジの2年生が参加。調理部門と製菓部門の2部門に89人29チームがエントリーし、調理部門は「もりおかあじわい林檎(りんご)ポーク」、製菓部門は「盛岡りんご」の指定食材を使ったレシピ開発に挑戦した。レシピの規定は指定容器に収まるテークアウトメニューであること、指定売価内に収まることなど。テーマ食材の生かし方や独創性、テークアウトとしての工夫といった点を審査員が評価する。

 学生らは7月からレシピを考案。試作を重ね、「ホテルメトロポリタン盛岡」のシェフによる1次審査を受けた。調理部門5チームと製菓部門3チームが最終審査会に進出。各チームがレシピをプレゼンテーションし、ホテルメトロポリタン盛岡のシェフや盛岡市の職員が実際に試食して審査を行った。審査員らは食べた感想や質問を伝え、学生らが答える様子も見られ、プロにはない発想やレベルが高い調理法、見た目の美しさなどが評価を受けた。

 最終審査会に進んだレシピは全て完成度が高く、審査は難航したが、調理部門からは「もりおかあじわい林檎ポーク」のローストにスパイスカレーディップを添えた「スパイスを効かせた林檎ポーク~彩(いろどり)野菜のカレーディップ添え~」(菜園調理師専門学校)、製菓部門からは「盛岡りんご」と相性の良いとサツマイモ、南部せんべいを組み合わせた一口チーズケーキ「ポテ・ポンム」(北日本ハイテクニカルクッキングカレッジ)が受賞した。

 「スパイスを効かせた林檎ポーク~彩(いろどり)野菜のカレーディップ添え~」はテークアウト商品として、冷たいままでも温めてもおいしいように工夫した点や、食材に無駄が出ないレシピ、肉質にあった低温調理法が評価を受けた。「ポテ・ポンム」は、完成度の高さや人気が高いサツマイモとの組み合わせ、健康志向を取り入れた点が高評価を得た。

 ホテルメトロポリタン盛岡の総料理長・狩野美紀雄さんは「どのレシピも僅差で、審査が難しかった。コンテストに参加した皆さん、最終審査に進出した皆さんをたたえたい。全ての作品がすぐに商品化できるくらい完成度が高かった。このコンテストが皆さんの良い経験になることを願う」と学生らを評価した。

 グランプリを獲得した学生らは「このような機会を頂いたことを感謝している」「まさか選ばれると思わなかった」「自分たちが納得できる商品が作れたこと、それが評価されたことをうれしく思う」などと喜びを伝えた。

 グランプリを受賞した2作品は11月13日・14日に盛岡駅ビル「フェザン」で開催されるイベント「もりグリマルシェNOV.」で限定発売する。コンテストに参加した学生らの様子は動画としてウェブサイトなどで発信予定。

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