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滝沢に生ギョーザ専門店 テークアウトに特化、こだわりの味を家庭で

「生餃子専門店ぽんぽこ」外観。店のそばからギョーザの香りが漂う

「生餃子専門店ぽんぽこ」外観。店のそばからギョーザの香りが漂う

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 簡易宿泊施設「ぶちょうほの宿盛岡」を運営する「八幡創活サポートセンター」(盛岡市八幡町)は5月15日、「生餃子(ギョーザ)専門店ぽんぽこ」(滝沢市大釜)をオープンした。

国産野菜の甘みとシャキシャキ感がある「ぽんぽこ餃子」

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 簡易宿泊施設の運営、八幡町での経営コンサルティング事業に続く第3の事業となる同店。同社の明戸均社長は以前からギョーザをメインにした居酒屋を出店したいというアイデアを持っていたが、昨年から続くコロナ禍の影響を受けて飲食店の開業が難しい状況となっていた。そこで、コロナ禍における新しい生活様式に対応したテークアウト専門の業態での出店を選んだ。

 販売するのは生のギョーザ。毎朝包みたてのギョーザが店頭に並ぶ。明戸社長は「全国的に見てもギョーザの専門店が増えているように感じるが、県内ではまだ少ない。冷凍のギョーザは手に入りやすい。専門店だからこそ生のギョーザにこだわって提供できる」と話す。

 販売しているギョーザの種類は、国産野菜の甘さとシャキシャキの食感が楽しめるという「ぽんぽこ生餃子」(18個入り、550円)をベースに、ニンニクをさらに加えた「にんにく餃子」(16個入り、550円)、シソの風味で爽やかに仕上げた「青しそ餃子」(同600円)、岩手県産の「杜仲(とちゅう)茶ポーク」を使った「杜仲茶ポーク餃子」(同650円)の4種類。長時間の持ち歩きや土産用に向けて冷凍ギョーザも各種用意する(生ギョーザより50円引き)。

 ギョーザの皮は、焼くときに失敗しづらい特製のものを使用。焼いている最中に焦げたり、皮がやわらかくなりすぎたりしない特長があるという。購入時には写真付きで焼き方を紹介するチラシを付けるほか、各種SNSを使って情報発信も行うなど、家庭でおいしく食べるための工夫を凝らす。

 同店広報担当の澁谷航さんは「自分自身もギョーザを自宅で焼くときに失敗する不安があるので、そのあたりもサポートしたいと思っていた。店のコンセプトは『今夜はおうちで餃子パーティー』。専門店ならではの包みたてを自宅で楽しんで」と呼び掛ける。

 営業時間は10時~19時。水曜定休。

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