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盛岡市動物公園がサブスク型動画配信サービス開始 未公開の秘蔵映像も

「ZOOMO ARCHIVE」トップ画面

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 「盛岡市動物公園ZOOMO(ズーモ)」(盛岡市新庄)は5月20日、サブスクリプション型コンテンツ配信サービス「ZOOMO ARCHIVE」を始めた。

動物ごとに検索が可能な会員画面。一部の動物は個体名でも探すことができる

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 同園では公式SNSアカウントに園内で暮らす動物の動画を投稿し情報発信を続けてきた。特にここ数年で動画の投稿数は増え、年間で300本から500本ほどの動画をアップロードし人気を集めている。その一方、一番新しい情報が先に表示されるSNSの特性から、過去の動画は振り返りづらくなり、閲覧する側だけではなく運営側としても不便さを感じていたという。

 最新の動画から過去に投稿したものまでをまとめて閲覧できる仕組みを検討していたところ、サブスクリプション型で配信することでアーカイブとして残しておけるという提案を受けて導入を決定。月額330円もしくは年額3,630円を支払うことで動画を視聴できる。

 配信する動画はこれまでSNSに投稿していたものに加え、メディアへの配布用や園での記録用に保存していた未公開の秘蔵映像など、同園で暮らす動物や園内の動植物に関するもの。サービス開始時点では300本以上が視聴でき、毎月30本以上のショートムービーも追加されていく予定。過去の動画も随時追加配信するため、同園の担当者は「ボリューム感はこれから少しずつ充実していく」と話す。

 見やすさと探しやすさにもこだわり、動画は動物の種類ごとに表示ができるほか、一部の動物は個体名での検索も可能。ユーザーのお気に入りの動物や個体の過去の様子を見て成長の記録を振り返って楽しむこともできる。

 担当者は「これまでも皆さんに楽しんでもらっていた動画をまとめて、好きなだけ見てもらうことができる。アーカイブ的な要素だけではなく、動画を通じた新しい挑戦も考えているので、これから先も長く楽しんでもらえるコンテンツにしていきたい。お気に入りの動画を見つけてもらえれば」と呼び掛ける。

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