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首都圏の盛岡関連スポットをまとめたマップ公開 盛岡と東京を互いに感じて

首都圏の盛岡関連スポットをまとめた「Kitsutsuki」

首都圏の盛岡関連スポットをまとめた「Kitsutsuki」

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 首都圏で暮らす盛岡の関係者によるコミュニティー「リトルもりおか」が、東京を中心とした首都圏にある盛岡関連スポットを紹介するマップ「Kitsutsuki(キツツキ)」を公開した。

 「Kitsutsuki」は、地図・検索サービス「グーグルマップ」内の機能、「マイマップ」を活用したオリジナルのオンラインマップ。同コミュニティーでは、以前からグーグルマップを活用し、「首都圏にある盛岡を探すマップ」の作成を進めてきた。首都圏に住む盛岡出身者や関係者からヒアリングし、さまざまなスポットを地図上に登録してきたが、これまでは試験的に限られた場面で公開してきたという。

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 大々的に公開することを決めたきっかけの一つは、新型コロナウイルス感染症。コロナ禍で首都圏から盛岡へ行くことや、外出自体が難しい状況が続いた。そこで、コミュニティーではオンライン上で盛岡を見て回ることができるマップ「Kozukata(こずかた)」を作成。その流れで、「首都圏にある盛岡を探すマップ」に登録されたスポットが100カ所を超えたことや、「Go To Eatキャンペーン」などで外歩きの機会が増えたことを背景に正式な公開を決めた。

 マップの名前「Kitsutsuki」は、キツツキを漢字で書くと「啄木鳥」となり、盛岡と東京にゆかりのある歌人・石川啄木の雅号の由来といわれていることから付けたという。啄木が、故郷のなまりを懐かしみ、駅にそれを聞きに行ったことを詠んだ短歌「ふるさとの 訛(なまり)なつかし 停車場の 人ごみの中に そを 聞きにゆく」にもちなんだ。

 マップ作りに携わる「リトルもりおか」のメンバー河口有吾さんは「啄木が登場するアニメ『啄木鳥探偵處(きつつきたんていどころ)』が放映されていたのが、実はネーミングを思い付くきっかけになった。東京から盛岡へ帰れない中、啄木が『そ』を聞きに行ったように、身近にある盛岡を感じられる場所で故郷を懐かしみたいという思いがある。改めて探してみると、首都圏にもたくさん盛岡に関係する場所があった」と話す。

 「Kitsutsuki」は、飲食店や小売店、盛岡ゆかりの人物・歴史に関わるスポット、イベントなどを登録。アンテナショップ「いわて銀河プラザ」や、「盛岡三大麺」が味わえる店、盛岡出身の新渡戸稲造が初代学長を務めた「東京女子大学」など幅広いジャンルの場所がそろう。それぞれのスポットには、盛岡とゆかりある理由やどのような場所であるのかを簡単に紹介する文章も加えたほか、「リトルもりおか」メンバーによるおすすめの散歩ルートも設定されている。

 今後はスポットに関する詳細な紹介や写真を加えるなどコンテンツの充実を図る予定。マップ上で紹介しているのは首都圏の盛岡スポットだが、盛岡に住む人にも同じように地図を楽しんでもらいたいという思いを込める。

 「実は東京にもこんなに盛岡を感じられる場所があるんだというのを盛岡の皆さんにも知ってほしい」と河口さん。「これから先、盛岡から東京に来る人にも役立つマップだと思う。東京に住む私たちでさえ、まだまだ知らない場所がある。離れた場所にいながら、お互いに郷里のことを思える楽しさ、面白さを共有できれば」と話す。

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