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盛岡市動物公園にピューマの「ニーナ」仲間入りへ 環境充実のために支援募る

もうすぐ盛岡へやって来る「ニーナ」(左)と、心待ちにしている「タフ」(右)

もうすぐ盛岡へやって来る「ニーナ」(左)と、心待ちにしている「タフ」(右)

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 盛岡市動物公園(盛岡市新庄)は現在、新しいピューマの仲間「ニーナ」を迎え入れるための準備を進めている。

「ほしい物リスト」から届いた「ブイ」はピューマなどの動物たちの遊具に。タフも興味津々

 開園当初からピューマの飼育展示を行っていた同園。現在は間もなく2歳となる雄のピューマ「タフ」を飼育している。好奇心旺盛な一方慎重派な一面もあり、精悍(せいかん)な顔つきながら愛嬌(あいきょう)のあるタフはファンも多い。

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 ピューマの国内飼育数は2020年3月時点で15頭。将来的に日本の動物園からピューマがいなくなってしまわないよう、国内の動物園が連携し繁殖を目指している。これまで同園が飼育してきたピューマはタフを含めて17頭で、過去2組の繁殖ペアを飼育展示し、3回の繁殖経験がある。生まれた子どもは日本各地の動物園へと移動し、繁殖に貢献してきた。

 タフのペアとなる雌を探す中「お嫁さん候補」となったのが、「日本平動物園」(静岡県)で暮らしている雌のピューマ「ニーナ」。昨年2月に生まれ、1歳の誕生日を迎えたばかり。あどけなさが残るが、好奇心旺盛でおてんばな性格だという。将来的にはタフと相性の良いペアとなり、赤ちゃんの誕生が期待されている。5月中旬に来園予定で、6月1日の今季開園から公開予定。しばらくはタフとニーナ別々での公開となり、ペアでの公開は2頭の相性や体調を見ながら進めていく。

 ニーナを盛岡に迎えるに当たり、現在の飼育環境や展示環境を充実させ、若い2頭が暮らすためにプラスとなる工夫をするため、同園ではクラウドファンディングサイト「READY FOR」を通じた支援を募っている。目標金額は80万円で、支援は2,000円、5,000円、1万円、5万円の4コース。お礼の動画やピューマのえさやり体験、オリジナルグッズなどの返礼品を用意する。担当飼育員は「同じ盛岡に住む仲間として、2頭を応援してほしい」と期待を寄せる。

 園で暮らす動物全体の支援として、同園ではインターネット通販サイト「Amazon」の「ほしい物リスト」を活用した寄付も募っている。リストには動物の遊具となるものや、遮光用ネット、エアコン、トレーニングに使うホイッスルなどを掲載。公開から2週間ほどで90点近い品が贈られてきた。

 広報担当者は「『ほしい物リスト』は反響が大きくうれしい状況。SNSでの情報発信について力を入れた効果もあるように感じている。届いたものも随時SNSで紹介していく」と話す。ピューマへの支援については「ペアでの飼育は6年ぶり。私たちもニーナが来るのをタフも楽しみに待っている。より良い環境を作り2頭を飼育し、家族を見守っていくためにも皆さんの力を貸してもらいたい」と呼び掛ける。

 クラウドファンディングは5月20日まで。今期の来園時期については、新型コロナウイルスの影響を考慮した上で5月25日に決定する。

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